ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年2月
前の月 次の月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28          
最新の絵日記ダイジェスト
2006/10/22 大沢@旅日記、引越しました!
2006/09/09 大沢@旅日記、引越します。
2006/09/06 アンジェラ症候群。
2006/09/05 そう言えば、あの映画で。
2006/09/04 夏休みが終わり、学校が始まる。

直接移動: 200610 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 月 

2005/02/26(土) 涙腺破壊!
2月20日頃まで
多忙も多忙、超多忙で何もできず
20日過ぎてから立て続けに3本映画を観た。

1本目・市川準「トニー滝谷」
入場前に元・遊気舎、現・トリオ天満宮の
魔神ハンターミツルギ君に久し振りに会う。
彼はいつ見ても変わらない。年をとらない。

ところで最近の市川準は、
新しいスタイルを開発することに
こだわりすぎている気がする。
毎回が試行錯誤、消化不良。
でも、やっぱ気になって見てしまうんだけど。

2本目・「恍惚」
エマニュエル・べアールが大好きなので
観に行った。音楽がマイケル・ナイマン。
なんか、自分の中で、もうこういうのは古い
という感じがした。台本・演出とも、古い。

ただ、思い出したのは
「デブラ・ウィンガーを探して」の中で
弱音を吐いていたバツイチのベアール。
年々幸薄い役が多くなっていく気がする。

で、3本目・「ネバーランド」
ジョニー・デップは大体観てる。
僕の中では、理想とする人物の一人だ。
奥さんはヴァネッサ・パラディだし。

この、ハリウッド作品「ネバーランド」で
何年ぶりかの涙腺破壊が起きた。
もう、ボロボロだった。映画館を出てからも
1時間くらいはまた何かがこみ上げてきて
抑えるのに必死だった。

劇作家ジェームス・バリが
「ピーターパン」を書き上げるきっかけとなった
ある家族との出来事が語られている。

そういう作品はよくあるし
ジョニー・デップの演技も自然すぎて
「レイ」みたいな神がかり的なりきりに比べると
一見何もしていないようにみえるほどだった。

確かに台本はよく出来ていたし
演出もそこそこ丁寧だった。だが、
涙腺を破壊するほどの物凄い作品かというと
そうでもない気もする。

隣の若いカップルなどは、
別にそれほどでもないようだった。
でも、向こうの席では、
僕同様にボロボロになっている人たちがいた。

この作品のどこに
僕の涙腺を破壊する力があったのか?
しばらく考えてみたい気がする。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.