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2005/02/09(水)
ライダーとバニー
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大阪公演の会場となった 新しい劇場、in→dependent theatre 2nd。
ここには、いろんなものが転がっている。 着ぐるみやら、仮面やら、コスチュームやら。 ・・・円谷プロか石森プロに迷い込んだのか? という気さえしてくる、ワクワク空間である。
そんな中を、写真下の「ねんごろ銃」を装着した スズちゃんやザネリちゃんがうろうろしていても 劇場スタッフの人たちなんかも、誰も驚かない。 日常が非日常と言うか、そういうものに囲まれて 暮らしてはる人たちの頼もしさ、を感じたものだ。
いいなあ、そういう生活。 そういうことしか考えなくてよくて 鳥山明みたいに、もうマンガばっかり描いてて お金どんどんたまって億万長者になっても 全然お金使わなくて、マンガ描くのが一番楽しくて。
とか思ったり、あるいは いやいや、非日常が日常になってしまうと面白さも半減。 淡々とした日常があるからこそ、非日常が面白い。 祭りだからこそ盛り上がるのであって 毎日が祭りならば、それはもう祭りではないのであって。
・・・などと考えていると、押井守の最高傑作 「うる星やつら・ビューティフルドリーマー」を思い出す。
あの作品は、本当に設定が秀逸だが 祭りの日が毎日続く、のではなくて 祭りの前日・準備の日が繰り返される、という点が 今思い返してみても、素晴らしすぎる。
祭りの前日が続くならば、祭りの終わりは来ない。
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