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最新の絵日記ダイジェスト
2006/10/22 大沢@旅日記、引越しました!
2006/09/09 大沢@旅日記、引越します。
2006/09/06 アンジェラ症候群。
2006/09/05 そう言えば、あの映画で。
2006/09/04 夏休みが終わり、学校が始まる。

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2005/02/11(金) 洗面所。
2nd の洗面所は、ちょっと奥まった場所にある。
行ってみると、時々後姿の誰かがいる。

それは仮面ライダーだったり、怪人だったり
ギレン・ザビだったり、アムロだったりする。

誰かが血糊を洗った後に行ってみると、映画の中の
「殺人を終えた後、自分の部屋に帰って手を洗うシーン」
を思い出す。

隠そうと思っても隠しきれるものじゃないぞ!
と心の中で誰かが叫び、耳を塞ぐ。
でも、声は消えない。だって、心の中だから。

そんな、よくわからない後姿を眺めながら順番を待つ。
怪人クモ男が振り向いて、「あ、お待たせしました」
とさわやかに挨拶して去ってゆく。
なんてすがすがしいクモ男なんだ!娘の婿養子にどうだ!

さて、クイズです。
写真に写っている後姿は誰でしょう?
当たった人には豪華景品!でも、応募先は教えないぞ!

2005/02/10(木) 迷宮 2nd
そんな非日常空間
in→dependent theatre 2nd には
実は数多くの楽屋がある。

クロムが主に利用したのは
最も広く、最もステージに近い「第一楽屋」。

その他に12箇所も楽屋があり
劇場名が2nd だけに、「第二楽屋」はかなりゴージャス。
「第三楽屋」は第三舞台が好きな人専用楽屋で、
「第ヨン楽屋」には、壁一面にヨン様の写真が・・・。

「醍醐楽屋」には、どうして醍醐天皇より後醍醐天皇のほうが
 有名なのかが壁一面に書かれている。
「第六楽屋」は関西六大学関係者の楽屋。
「第七楽屋」にはスロット台があり、777でドリンクサービス。
「第八楽屋」には大八車が・・・ってだんだんどうでもよくなってきたか?

「第九楽屋」には第九が流れていて、合唱の練習ができる。
「第十楽屋」は思いつかないので、普通の楽屋。
「第十一楽屋」も思いつかないので、普通の楽屋。11人いる!
「第十二楽屋」は女子十二楽坊&怒れる男達の楽屋だ!コラぁ!
 
最後の「第十三楽屋」は、開かずの間となっている。
オープンしたばかりなのに、開かずの間・・・。

そして、楽屋の数と同じくトイレの数も13。
なので、大量のペーパーの買い置きが積まれている!
ちなみに、13個目のトイレにはなんと、紙が無い!恐怖!

2005/02/09(水) ライダーとバニー
大阪公演の会場となった
新しい劇場、in→dependent theatre 2nd。

ここには、いろんなものが転がっている。
着ぐるみやら、仮面やら、コスチュームやら。
・・・円谷プロか石森プロに迷い込んだのか?
という気さえしてくる、ワクワク空間である。

そんな中を、写真下の「ねんごろ銃」を装着した
スズちゃんやザネリちゃんがうろうろしていても
劇場スタッフの人たちなんかも、誰も驚かない。
日常が非日常と言うか、そういうものに囲まれて
暮らしてはる人たちの頼もしさ、を感じたものだ。

いいなあ、そういう生活。
そういうことしか考えなくてよくて
鳥山明みたいに、もうマンガばっかり描いてて
お金どんどんたまって億万長者になっても
全然お金使わなくて、マンガ描くのが一番楽しくて。

とか思ったり、あるいは
いやいや、非日常が日常になってしまうと面白さも半減。
淡々とした日常があるからこそ、非日常が面白い。
祭りだからこそ盛り上がるのであって
毎日が祭りならば、それはもう祭りではないのであって。

・・・などと考えていると、押井守の最高傑作
「うる星やつら・ビューティフルドリーマー」を思い出す。

あの作品は、本当に設定が秀逸だが
祭りの日が毎日続く、のではなくて
祭りの前日・準備の日が繰り返される、という点が
今思い返してみても、素晴らしすぎる。

祭りの前日が続くならば、祭りの終わりは来ない。

2005/02/08(火) シカタとステ
写真を超簡単に貼り合わせられる
フリーソフトを発見したので
小さな画面で見てる人には申し訳ないが
しばらくの間、続けてみたいと思う。

写真左は、今回の公演中にクロムに入った
制作担当のアナログカメラマン、シカタ君。

まず、特筆すべきは彼の痩せ具合で
森下君を凌駕するほどの細さ加減に
次回作では「ガリガリ兄弟」を結成して
森下君と合体して舞台に立つ、という噂も。

そんなシカタ君の得意技は、カメラ。
レトロな感じの黒いカメラをぶら下げて
いろんなとこで「バシャン!」と撮影。
メカニカルな音が「カメラ」って感じで
なんだがすごく写真が上手い人に見えてくる!

大阪公演の舞台写真は、彼が撮りました。
それ以外の、いろんな場所でバシャバシャと
撮影された舞台裏写真達は、どこへ行くのだろうか?
クロムのHPで公開?それとも個人アルバムの中へ?

右側の写真は、ステファニーさん。
前回の「ユカイ号」の素晴らしい舞台セットとか
2/3の日記に写真を載せたホワイトベース?
とかを作らはった、舞台美術家さんです。

そして名前がステファニー。
スレンダー&ビューティーなステファニー。
苗字が「ステ」で、名前が「ファニー」。
だからみんなからは、「ステさん」と呼ばれてます。

写真が小さいのでよく分かりませんが
かわいいです!クロムはスタッフもかわいい!
かわいい帝国主義!かわいい絶対主義!
そして、専制君主は青木さん!自分のことを神と呼ぶ!

2005/02/07(月) ボブとノブクニ
連続写真を貼り合わせてみた。
サイズが大きくなったので、画像は本文の下です。

ボブは、今回の芝居を通じて
「肌の色が黒い外国人を見ると心の中で
 "あ、ボブだ"とつぶやいてしまう症候群」
を発生させた張本人である。

実際、以前は山田詠美を読んだために
「"あ、ブラザーだ"とつぶやいてしまう症候群」
に罹っていた人々も、ボブを目撃した以降は
「"あ、ボブだ"とつぶやいてしまう症候群」に
上書きされてしまうらしい。

で、大阪公演からは、
やっと○○から○○したチヒロ君が
ボブの代わりに舞台に立つことになった。

そんなチヒロ君と談笑しているのは
東京で久し振りに会ったナッチこと夏君に
「おはよう、ノブクニ!」と挨拶され
「ああ、おはよう」と答えると
「うぜぇ!」と吐き捨てるように言われたノブクニ君。

その時まわりにいた劇団員も、フォローするどころか
「確かにうぜぇ」「うぜぇうぜぇ」と口々に同意し、
「青木さんのホンさえ面白くなければ、今すぐにでも
クロムをやめてやる!」という一点でチヒロ君と
意気投合するに至ったのだが、某劇場のK氏から
「クロムの役者で一番売れるのは君だ!」と言われ
「なんだ、みんな嫉妬か、妬みか、羨んでるのか」
と納得して、今は涼しい顔でいるノブクニ君である。

そんな二人の、開演前のちょっとした会話。
Zの順に台詞を付けるとすれば、こうなる。

チヒ「クロムやめたいよな〜」
ノブ「うん(俺は売れる)」
チヒ「でも、青木さんのホンって、面白いんだよな〜」
ノブ「ハハ(売れたら金持ち?)」
チヒ「今回の2場の終わりとか、最高だよな〜」
ノブ「うんうん(お金ザクザク?)」
チヒ「よし、大阪公演、がんばるか!」
ノブ「おう!」シャキーン!

2005/02/06(日) 2匹のうさぎ
むかしむかし、あるところの
一匹の赤うさぎが住んでいました。

赤うさぎは、村の人達と仲良くしたくて
自分の家の前に立て札を立てました。

「心のやさしいうさぎの家です。どなたでもおいでください。
 おいしいお菓子がございます。お茶も沸かしてございます。」

けれども、赤うさぎには、銃を乱射した過去がありました。
その事実を知る村の人々は、誰一人遊びにきませんでした。

赤うさぎは悲しみ、悔やしがり、ついには腹を立てて、
立て札を引き抜いてしまいました。

そこへ、友達の青うさぎが訪ねて来ました。
落ち込んでいる赤うさぎからわけを聞いて、
青うさぎは一計を案じました。

青うさぎが、人間の村へ出かけて、銃を乱射する。
そこへ赤うさぎが出てきて、青うさぎを懲らしめる。
そうすれば人間たちにも、赤うさぎが心を入れ替えた
ということが分かるだろう、というのでした。

しかし、それでは青うさぎにすまない、
としぶる赤うさぎを、青うさぎは、無理やり引っ張って
村へ出かけて行きました。

計画は成功して、村の人たちは安心して
赤うさぎのところへ遊びにくるようになりました。
人間の友達ができて、赤うさぎはとても喜びました。

しかし、日がたつにつれて、気になってくることがありました。
それは、あの日から訪ねて来なくなった青うさぎのことでした。

ある日、赤うさぎは、青うさぎの家を訪ねてみました。
青うさぎの家は、戸がかたくしまっていました。

ふと気がつくと、戸のわきには貼り紙がしてありました。
そしてそれに何か、字が書かれていました。

「赤うさぎくん、
 人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。
 もし、ぼくが、このまま君と付き合っていると、
 君も悪いうさぎだと思われるかもしれません。
 それで、ぼくは旅に出るけれども、いつまでも
 君を忘れません。さようなら、体を大事にしてください。
              どこまでも君の友達、青うさぎ」

赤うさぎは、だまって、それを読みました。
二度も三度も読みました。
戸に手をかけて顔を押し付け、
しくしくと、なみだを流して泣きました。

・・・そんな話があったっけなぁ。

2005/02/05(土) 楽屋篇A
ザネリちゃんです。

前回公演から、秋葉原の星となった彼女は
今回も、東京公演時には秋葉原へ出かけて、
大阪公演時には劇場の周りのでんでんタウンで、
この格好で街角でチラシを配ってました。偉い!

彼女も、クロムに入ってからいくつかの役を
やってきましたが、今回の髪型が一番似合ってる
と個人的には思います。

黒髪ですね。

本当は日本人はほとんどが黒髪なんですが
アメリカ人がモンローやマドンナに憧れて
金髪ではない髪を金髪に変えるように
日本人女性の多くも、何に憧れてかは
分かりませんが、黒髪をどんどん染め始めました。

今、少ないですね〜黒髪の人。
仲間由紀恵がブレイクしてから
多少は黒髪が戻ってきたかもしれませんが
街で見かけるのはまだまだほとんどが
染めた髪です。

で、その数少ない黒髪の人には
綺麗な人が多い気がします。
ザネちゃんも、顔の整い具合は
クロム随一でしょう。

そんな彼女の、ちょっと疲れた横顔。
いつもの元気一杯の笑顔は見せず、俯き加減。
楽屋でだけ見せる表情、ですね。

2005/02/04(金) 楽屋篇@
東京公演の楽屋は、撮るの忘れてました。
ので、大阪公演の楽屋の写真シリーズです。

僕の隣に座っていたのは、京都の星・奥田ワレタ。
すっぴん状態で撮ってみました。

・・・年齢不詳ですね。
とても40過ぎで子供が6人いるとは思えません。
黒木瞳や由美かおるやイザベルアジャーニなんかと
同じDNAを持っているのかも知れません。

ところで、電車の中で化粧する女の人を見ると
僕はなんだか落ち着かない心持がしてなりません。

世の中には2種類の女の人がいて、それは、
電車の中で化粧する必要のある女の人と
電車の中で化粧する必要のない女の人です。

女優とかモデルとかいった職業の人は勿論、
電車の中で化粧する必要のない人たちです。

電車の中で化粧する女の人が増えたのは、
世の中から女優サマがいなくなりつつある
事実と、表裏一体の現象だと思います。

電車の中というのは、既に舞台なんです。
客席には、スカウトマンが座っているかも
知れません。その前で化粧?・・・失格です。

2005/02/03(木) 劇団ガンダム、解散。
クロム・シリーズ中断ついでに、
日曜日に観た、劇団ガンダムの話題。

でんでんタウンを歩いていると
「劇団ガンダム、やってますよ〜」
と、呼び込みの黄色い声が。
齊藤桂子と冨永茜が、手招きしている。

受付は、行ったことないがコミケみたい。
コスプレギャル達がお出迎えで、照れる。
客席に向かうと、背後から
「ジーク、ジオン!」の大合唱が・・・。

来場者にはもれなく、
各モビルスーツのフィギュアが当たる。
大きな袋の中を手探りして
1個だけ取り出した奴がもらえる。

シャア専用ズゴック、が当たった。

会場に入ると、頭上には巨大な
ビームサーベルが!作ったのか!
クロムのザネリちゃんが舞台上手で
右の写真の物体]と一緒に、進行役。

※クロムを観てない方に説明すると
 この物体]は、クロムの芝居に登場する
 ボウリング場にあるボウルが出てきて
 風が吹き出て手を乾かすやつ、のセットです。
 連邦軍のホワイトベースに似ている、
 という理由で、劇団ガンダムにも登場しました。

「げ〜きだ〜ん、ガンダム〜」
と繰り返す彼女を見て
後ろに座ってた男二人が
気に入ってファンになった様子だった。

途中で、第1話をフルCGで再現した
すごく美しい映像が出現。
これは凄かった。即、製品化できそう。

大竹野さんの芝居と深津さんの芝居は
両方ともガンダムの設定を借りた
あの人たちの作品、だった。面白かった。

そんな劇団ガンダムも
今回の公演で解散するという。
第1回公演が最終公演。
若手劇団では、よくあるパターン。

でも、劇団ガンダムは違う!
すぐさま新しい劇団を立ち上げた!
その名も、『劇団Zガンダム』!
・・・・・・。

2005/02/02(水) 雪が降る。
2月1日 もう昨日だけど
雪が降った 朝には積もってて
昼間には吹雪の中を歩いた

・・・ので、
クロム・シリーズを中断して
今日は雪の話。

クロムで東京に行った年末には
もっと降ってもっと積もったんだけど
近年関西では雪は本当に珍しいので
思わず起きた途端カメラ持って
撮ったのが右の写真。

生まれて初めて
東京ディズニーランドに行った時、
東京は10年に一度と言われる
記録的な大雪だった。

でもランドは開いてた、営業してた。

降りしきる雪の中で
ジャングルクルーズ、とか乗った。
スプラッシュマウンテンの最後は
吹雪と水の中に突っ込む極寒仕様!

北海道の雪は、やっぱり凄かった。
雪まつりに行った時、札幌の街中でも
ちょっと行くとすぐに膝まで埋まる雪。
ズボズボ歩くのが、しんどくも楽しかった。

今はなき「時空劇場」の、第2回公演。
「雪が降る。」のチラシに書かれた言葉が
あまりにも印象的で、京都まで観に行った。
スタジオヴァリエ。知らない劇場だった。

初めて行く劇団、初めて行く劇場。

もしも面白くなかったら、
時間も交通費も全てが無駄になる。
芝居の持つリスク、という奴だ。
家でコタツに入って画面を眺めるのとは違う。

最初に舞台に現れたのは、
京都の誇る女優サマ、内田淳子さん。
そして、次に現れたのが、松田正隆その人だった。

松田さんが舞台に立ったのは、この日だけだった。
前日に主演男優が交通事故で出演不可能となり、
急遽、作・演出である松田さんが舞台に立った。
私は偶然にもその姿を、目撃することになった。

芝居は、最高だった。
幸福な演劇体験を3つ挙げろと言われたら
この時の「雪が降る。」が入るだろう。

雪が降る芝居ではなかった。
しかし、終演後に客席背後の出口が開くと
そこから見えたのは、降りしきる雪、雪、雪。
開演前は降ってなかったのに、一面の雪景色。

松田さんの役者姿といい、
終演後に劇場の暗がりの中から見た
出口の向こうに広がるまばゆい雪景色といい、
奇跡的な体験だった。奇跡そのものだった。

2月絵日記の続き


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