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2005/03/21(月) 再び、イ・ウンジュ。
何故自ら死んでしまったのか。
やはりショックが大きい。

2005/03/20(日) 追悼、追悼、追悼。
イ・ウンジュのことをずっと考えていた。
考えながらネットで色々調べているうち、
別の訃報に行き当たった。

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歌手YUKIの愛児が1歳11カ月で突然死

元JUDY AND MARYのボーカルで、
現在ソロ歌手のYUKI(33)の
第1子である男児(1つ)が、
今月上旬に亡くなっていたことが17日、分かった。

夫で真心ブラザーズのボーカル、
YO−KING(37)と連名で
お互いのホームページ上で発表した。

YUKIは直筆で
「こんにちは。今日は、かなしいお知らせをしなければ
なりません。先日、私たちの息子が、安らかな永い眠りに
就きました」と書き始め、「いつも通りに元気に過ごし、
いつも通りきげん良く、いつも通り、『おやすみ』と
言ったままの突然の別れでした」と悲しみをこらえながら
綴っている。

関係者によると、
3月上旬の朝、自宅で亡くなっていたという。
乳幼児突然死症候群(SIDS)とみられる。
ほとんどの場合、睡眠中に起こるとされ、
日本では乳児の約4000人に1人の割合で発生。
乳児の死亡原因の2位。

//////////////////////

愛するものが突然死んでしまう。
なんということだろう。

先日リリースされた、「JOY」という名の
幸福感に溢れた曲について、ここでも少し書いた。

ツアーはキャンセルしないという。
「音楽をやっていかなければ」という
本人の強い意志があるらしい。

だけど、観客はどうすればいいのだ?
盛り上がる=励ますことになるのか?
多分、そう信じるしかないのだろう。

正直、YUKIという人に会ったことは無いし
こうやって書いている僕と彼女は全くの他人だ。
それは、イ・ウンジュについても同じことが言える。

ただ、こちらが一方的に彼女達の歌を聴いたり、
演技を見たりしてきただけだ。それだけなのだ。

なのに、心の中に、
ものすごくやるせない気持ちが広がる。
会ったことの無い、眠ったように死んでいたその
赤ちゃんのことを、その安らかな顔を、想像する。

2005/03/19(土) 追悼、イ・ウンジュ。
遺書と遺骨。

2005/03/18(金) 追悼、イ・ウンジュ。
2月22日韓国女優イ・ウンジュさんが
ソウル近郊の自宅マンションで
首を吊って死亡しているのが発見された。

不覚だった・・・。
知らなかった・・・。

忙しかったとはいえ、
こんな大事なニュースを見逃していたとは。

イ・ウンジュ。
1980年生まれの若さにもかかわらず、
落ち着きと翳のある演技が素晴らしかった。

洋の東西を問わず、
現役で活動する女優さんの中で一番好きだった。
先日書いた、夏目漱石の「夢十夜」を、
一番読んで欲しい女優さんが、彼女だった。

日本では「ブラザーフッド」と「永遠の片想い」が
立て続けに公開され、これから主演作が次々と
公開されていく予定だった。

うつ病だったとか
役から戻って来れないタイプだったとか
ネットでは色々書かれているけど、どうでもいい。

彼女はもう戻ってこない。事実は、それだけだ。

2005/03/17(木) 安藤美姫DSCM
昨夜は「携帯電話を変えた」と書き始めて
別の用事を思い出し、PCに戻った時には
脳が既に7割方睡眠にシフトしていたので
そのままPCの電源を切って寝てしまった。

夢の中で、安藤美姫が
くるくるくるくるくるくるくるくる
楽しそうに回っていた。

それを眺めているうち
「携帯電話インストール」というタイトルで
最近の携帯電話と人間の関係について
ちょっと突っ込んだことを書こうとしていた
気負った気持ちが溶けて消えていった。

なので、昨日の日記は
文章はそのまま一文だけにして
写真を付け加えた。
これはこれで、シンプルでいいよな。
・・・ということにしておく。

携帯ゲーム機・NintendoDS のCMが、
宇多田ヒカルから安藤美姫に変わった。

電通だか博報堂だかの誰だか知らないが
宇多田ヒカルの次が安藤美姫、
という選択の正しさといったらどうだ!
お見事!と言うしかない。

二人とも、
今時の垢抜けた顔じゃない。
すごく日本人的な、親しみのもてる顔。
でも才能は凄い。それを伸ばしていく努力も。
そして、活動の場はワールドワイド。

例えば
中島美嘉的に整った顔って
見てるとすぐに飽きてしまうと思う。

ところが、麻生久美子のように
美人にもなれば下町っ子にもなる顔は
何度見ても飽きない。だから多くの監督に愛される。

隣の子であり、ミューズでもあるような顔。
安藤美姫も、そういう顔を持った人だと思う。

ていうか、普段の喋りを見てる限り
「普通の女子高生じゃん!」としか思えない。
その普通さが凄い。そして面白い。

2005/03/16(水) 携帯電話インストール
携帯電話を変えた。

2005/03/13(日) 陽気革命カステラ
カステラとは、バンドブームの時代のバンドで
ボーカルは確か現在、「トモフスキー」という
名前でソロ活動中である。

ふざけている。
ユニコーンもローザルクセンブルクも聖鬼魔Uも
ふざけていたが、最も悪ふざけが過ぎたのが
この「カステラ」である。

80年代までは確かに存在していた
幸福な、牧歌的な「ふざけ」は
バブル崩壊と共に姿を消した。

「真面目さ」と「不真面目さ」

両者のどうにもバランスの悪い
不幸な関係が始まってしまったのは
90年代以降のことだ。

カステラは、本当にふざけていた。
とりあえず、曲名をさらっと並べてみよう。

・太陽テカテカ
・軽くなる
・やすくなる
・アイマイ家族
・歯が抜ける
・お天気おじさん
・ヤダヤダ
・ビデオ買ってよ
・頭の輪あるいいヤツ
・体力に限界はあるのか
・手ぶらで楽しい
・定期が切れちゃった
・ゴミは旅人
・遅刻をしよう
・ノーベル賞音頭
・ねない
・くさったジャム
・チェンジちゃんのテーマ
・埋没注意
・あいさつキャンペーン
・じいさんが熱出した
・困ってしまってワンワンワン
・近場ですまそう
・ないものはない
・貯金の歌
・まだフロにははいらない
・壊れるまで僕は使う
・でたらめに指を差せ
・さっき死ぬとこだったよ
・タコ足配線
・掃除のプロ
・B型独立宣言
・ああ輸入
・身元不明の神様
・父母になる
・訴えてみよう
・かゆい頭
・スバラシイ現実逃避
・目上の人の言うことを訊け

こういうのが、カラオケの本の中に
ずらっと並んでいるのである。
嬉しくなって、早速1曲入れて歌ったが
誰も知らない・・・みたいだった。

今、これだけふざけてるのは
クドカンと阿部サダヲのグループ魂くらいか。

だけど、淡々と感情入れずに高い声で
ふざけた内容を歌うオオキトモユキのほうが
ふざけ具合では上、という気がする。

そして「カステラ」は、バンドだった。
あくまで「音楽」の側にいて、ふざけていた。

2005/03/12(土) 睡眠障害サーチエンジン
スガシカオのライブに行った、と書いたが
僕が行った神戸国際会館の前に
大阪城ホール2days、というのがあって
本人がインフルエンザで延期になったらしい。

どおりで、立ち見がいっぱい並んでいたはずだ。

彼は、よく病気に罹るらしい。
最初のMCで、「最近、睡眠障害で」と彼は言った。
「昨日も2時にやっと眠れると思って、目が覚めたら
まだ5時だった。そんなのが毎日続いてる」という。

どうやら今の僕と近い状態にあるらしい。
こちらは睡眠が、超長かったり超短かったり
ずっと不規則なまま時間が過ぎていくのだが。

先日、夜遅くカラオケに行った。
僕の座った位置はドアの真正面で
ガラス部分から外の通路がよく見える。

そこで、10万曲あるという
分厚い冊子に目を通していると
外の通路を90歳くらいの腰の曲がった老婆が
ゆっくりと移動していくのが見えた。

時刻はほぼ真夜中である。
真夜中のカラオケに老婆。

驚きを隠しきれず、そこにいた人々に
自分が今見てしまったものについて話した。

「次に通った時には、必ず教えてくれ」

そう言われて、カラオケに集中できないまま
ぼんやりとガラス越しに外を眺めていると
反対側から、通路を戻っていく老婆が見えた。

今度はすかさずまわりにそのことを伝えると
みんなは息を呑んで、その老婆のゆるやかな
移動を注視した。

老婆のすぐ後ろには、店員がついていて
移動を介助している様子だった。
「介護保険」という言葉が浮かんだ。

「介護保険」のきくカラオケ。
「介護保険」のきくプールバー。
「介護保険」のきくナイトクラブ。

未来はきっとそんな風だ。
みんな大人になれないまま年老いて
長生きするつもりは無いとか言いながら
結局寿命を全うして生きていくのだ。

などと、
現世批判的な気持ちになりかけていると
また、あの老婆が店員に付き添われて
移動していくのが見えた。

トイレか?トイレが近いのか?
店員か?イケメンだから介護されたいのか?
それが目的でここにいるのか?
それとも歌うのか?歌っているのか?

なんだかもう曲選びなど
どうでもよくなってきたところで
僕の視線が、あるページの上でぴたりと止まった。

「カステラ」

この続きは、また明日。

2005/03/11(金) 自律神経アンバランス
最近どうも体調が良くない。
良くないというか、変だ。

10時間くらいパソコンの前に座って
単純作業をし続けても平気かと思ったら
1日中どこへも出かけず、食べて寝て
テレビつけたまま寝てまた起きて・・・

規則正しさ、というものから
見放され始めている気がする。

例えば夜が遅いというような生活でも
その時はその時なりにそういうペースということで、
馴染んで安定していた。

ところが、そういう順応性も含めて
なんだか壊れてきている気がする。

この日記も数日ぶりなんだけど
昨日書いたばかりのような気がする。

確か、青木さんからメールが来て
「真夜中の弥次さん喜多さん」は
ジャングルじゃなくて精華ですよ、と書いてあったので
そこだけ直したのが昨日だったか・・・

電車に乗っていると
元・世界一の金持ち、
堤義明のスキャンダルとか
元・オリンピック金メダリスト、
里谷多英のスキャンダルとか
なんとなく、わびしさを感じる記事が並んでいる。

基本的にスキャンダルというのは
その人が有名人だからスキャンダルになるわけで
有名人を引き摺り下ろすことで
非・有名人たる一般ピープルが溜飲を下げる
という構図が、「わびしさ」を呼ぶのではないかと思う。

そんなもので溜飲を下げたくはないし、
有名であることを羨む気持ちが分からない。

できれば、普通に、目立たず、
一般ピープルとして楽しく暮らしていたい。
帽子とサングラスで街を歩きたくなどない。

できれば、早急に年金をもらって
毎朝公園に行って、ハトにえさをやって
そのうち見分けがついて、名前をつけて
気に入ったハトにはいいえさをやって
その後、ベンチで本を読む。

時々サーカスに行ったり
図書館で絵本を10冊続けて眺めたり
水に潜ったり空を飛んだり
雑貨屋で不思議な楽器を見つけたり
ふと曲がった角の先に
居心地のいいカフェを発見したり

そんな風にして、毎日が過ぎてゆき
映画を観たり、芝居を観たり
公園に行ってサンドイッチを食べたり
インド人の作ったカレーを食べたり

なんだかお腹が空いてきた。
日記を終えて、食事にしよう。
今は、真夜中だけれど。

2005/03/08(火) ああ、もう百年経ったんだな。
夏目漱石の「夢十夜」は
女の人に枕元で読んで欲しい小説ベスト1だが、
中でも一番好きな話の中に、このフレーズがある。

「ああ、もう百年が経ったんだな。」

ちょこっと違っているかもしれないけれど
確か、こんなフレーズだったと思う。

人間なかなか百年も生きることは無いのだけれど
この感じは、なんとなくよく分かる気がする。
とても好きなフレーズだ。

こういう、きっと誰もが感じているのだけれど
言葉にできなかった感覚を言い当てることが
物書きの仕事であるように思う。

スガシカオの歌詞の中にも
そういうフレーズがあって感心した。
よくこういうことを歌詞にできるなと思った。

芝居でもぜひ、そういう感覚を味わいたいものだ。

で、とりあえず、今年最大の期待作がやってくる。
しりあがり寿:原作、天野天街:演出の
「真夜中の弥次さん喜多さん」が、それだ。

同じ原作の、宮藤官九郎の初監督映画も
近々公開されるらしい。
なんだ、みんなしりあがり寿が
大好きなんじゃないか!と嬉しくなる事態である。

そして、芝居のほうは、
以前に上演された超名作・二人芝居
「くだんの件」と同じキャスティングである。
もの凄く楽しみである。

しりあがり寿のマンガには
「もう百年が経ったんだね」みたいなフレーズが
ぽつりと出てくる。そういう感じと、
天野天街の世界とは、すごくマッチするだろう。

ああ、週末が楽しみだ!!
難波の精華小学校(小劇場)に駆けつけよう!!

3月絵日記の続き


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