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2005/05/04(水) WA!へ行く。
これも少し前のことなんだけど
大阪市がデザイン募集して作られた
期間限定の仮設劇場「WA!」で上演される、
ワイヤーの公演を観に大阪港まで行って来た。

仮設と言っても、テントとかプレハブではなく
港にある倉庫の中に作られた倉庫内「劇場」である。

完成予想図を見た時から「天井が無いな・・・」
と、勝手に雨天の心配をしていたのだけれど
そもそも屋内に作られる予定のものだったようだ。

なので、テントのようなざわざわした感じは無い。
むしろ、倉庫の中の、しんとして寒々した感じ。
そして、外光が入って照明効果が落ちるので
上演時間はテントと同じく夜のみの劇団が多い。

入場の際に、全員に毛布が配られる。
海沿いの倉庫の中は、夜になると実際結構寒い。
まわりを透明ビニールチューブが囲む中、
コンクリートの上に置いた座布団の上に座る。

・・・なんとなく不安になってくる。
こんなところまで来て、寒いし、静かだし。
が、ワイヤーはこの空間で遊びまくってくれた。

巨大な倉庫の鉄の扉を、劇中で開閉して
その大音響や漏れ入る明かりを効果として使ったり
鉄の足場の上に登って叫び、透明なチューブの外側を
動き回る役者のシルエットを見せたり。

なんか、中央に球体が置いてある冒頭以降
この空間でできることは全部やったる!的な
意気込みが心地よく、さらに、多分エクササイズボール
と思われる椅子?のぐにゃり感を利用した会話シーンや
登場してしばらくは機械かと思われたアヒル人間など、
ビジュアル的に面白い要素がたくさんあった。

もしかして、いわゆるお芝居をする「劇団」より
ワイヤーこそがもっともこの空間に適しているのでは?
とか思ってしまった。

写真は、会場前で並んでいるおとなしい観客を
メガホンでどやしつけるワイヤー代表のサカイヒロト君。


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