|
2005/05/08(日)
公園と、図書館と、美術館。
|
|
|
連休中、天気のいい日には必ず公園に行った。 車を走らせて、行った事のない遠くの公園にも行った。
ニュートラルのチラシを作ってくれている NY在住のデザイナーさんのブログを読んでいると 向こうには、大きな公園がたくさんあることが分かる。
狭い国土のうえに、経済優先の都市計画なので この国には公園がとても少ない。
広々とした公園と、小川と噴水、そして木陰とベンチ。 敷地内には図書館と、小さなギャラリーがあるといい。
晴れた日には散歩。バトミントン。あるいは木陰で読書。 暑くなれば、小川で水遊び。雨の日には図書館かギャラリーへ。
どこに住んでいても、近くに気持ちのいい公園があって 誰もがゆっくり過ごすことができる居場所があれば 色々なことがいい方向に進んでいくように思われてならない。
NYのセントラルパークでは、2月頃、 クリスト&ジャンヌ-クロード夫妻のインスタレーション 『The Gates ザ・ゲーツ』が行われていたらしい。 公園内の道(37km)に7500の門(鳥居みたいなもの)が並ぶ。
別にそんな大層なものじゃなくても 偉い人の美術作品を高い金を使って置かなくても 近所に住む人たちや、美術を志す若者たちの作品を 公園やギャラリーに置いて誰でも見られるようにすればいい。
小学生1000人に好きな文字を書かせて ラミネート加工して公園の好きな場所に貼るとか、 やりようによってはいくらでも楽しい展示方法がある。
公園のような、お金を使わなくても一日過ごせる 基本的に何もない場所、がもっと必要だ。
大規模集客施設は、すぐに飽きる。 だけど、公園があって、川や木々や花があれば 人はそこに、お気に入りの居場所を見つけることができる。
|
|
|
|