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2005/05/03(火) 魔法なら、なんでも許される。
ストーリーが展開していくうち
どんどん大変なことが起こって
整合性なくなって収拾つかなくなった時に
「全部夢でした」という最終手段、
「夢オチ」が使われる場合がある。

ゴレンジャー系譜の最新作である
「魔法戦隊マジレンジャー」は
基本的にいろんな事を「魔法」で片付けていくので
ほとんどなんでもありと言える。

ただ、展開に困って夢オチにするのとは違い
こちらはかなりの確信犯である。
「そんな魔法ありかよ?!」というツッコミを承知で
自由に作っているところが楽しい。

大体この戦隊モノというジャンルは
基本5色で5人いて、最後にロボが出てきて敵を倒す
というお約束以外は、かなり自由度が高い。

毎回よくネタが尽きないなと思うけれど
例えば途中で一人増えて6人になったり、
女の子レンジャーも1人だったり2人だったりする。

今回は5人が兄弟で、最初に母レンジャーが出てきた
かと思うと、敵キャラに美少女2人を持ってきて、
「パンク風」と「ゴスロリ風」の衣装を着せて
可愛いのに毒々しい台詞を吐かせてみたり。

作っている人は楽しくて仕方ないのではないだろうか?
ゴールデンタイムに放映される大人向けのドラマより
よっぽど面白いと思う時がしばしばある。

と言っても、毎回見てるわけではなく
1ヶ月に1度くらいだったりするのだけれど
それでもちゃんと話についていけるところも嬉しい。

変身の道具は携帯で、普段の衣装は全員
腕のところがバーバリー風のチェックになっている。
細かいところで時代を感じさせてくれるのも
長寿シリーズならではの楽しみである。

2005/05/02(月) 人間の一部も、鉄分でできている。
思えば、ガンダムとか仮面ライダーとか
長寿シリーズは一番最初が一番シンプルで、
あとは色んなものがくっついてゴテゴテしていく。

ウルトラマンに至っては
ストーリーがどんどんゴテゴテしてややこしくなる。

昔ファーストを観た世代が、
今のやつを作っているのだろうけど
子供にとっては今見ているものがファーストなわけで
あまりにゴテゴテするのはどうかと思う。

さらに、少子化の影響で
一人の子供にいくつもおもちゃを買ってもらうために
ウルトラマンは体の一部が変色して色んなバージョンに
なって戦い、仮面ライダーは何人も何人も出てくる。

ライダーもウルトラマンも
たまに見るともう話が分からなくなってしまう。
子供番組なんだから、基本は一話完結だろう!と怒る。

怒ってもしょうがないのであまり観ずにいたら、
今回のライダーは面白い!ので紹介しよう。

仮面ライダー「響鬼」(ひびき)。
漢字である。そして鬼である。
正義の味方なのに、鬼?
まあ、よく考えたら昔話の中でも「良い鬼」とか
出てきたからOKと言えばOKなんだけど。

デザインも、元祖仮面ライダーがバッタ型改造人間
だったために、目はバッタ的であることがライダーの
お約束だったはずが、ついにその呪縛から解き放たれた!

そして、武器は太鼓!太鼓を叩いて相手を倒す!
ので、ライダーはいつも、太鼓の練習をしている。

そもそも仮面ライダーと言えば、
「どうして俺はライダーなんだ・・・」とか悩む
というのが基本だったはずが、響鬼は悩んでいない。

ライダーの仕事は、主に森に棲息する
人間に悪さをする物の怪を退治することで
担当エリアとかがあって、日本中に何人もの
ライダーがいて、それぞれがんばって仕事をしている。

そう、戦うのが結構「お仕事」感覚で冷静なのだ。
営業マンが段取り良く事を運ぶ感じ、である。
もはや仮面ライダーとは別物、と言えないこともないが
妙に面白いので時々見てしまう。

全編屋久島ロケ、キャンプ生活するライダーたち。
そして「漢字」を中心とした「和物」へのこだわりが、
観ていてなんだか気持ちいい。

2005/05/01(日) いつの間にか、もう5月。
真夏みたいな陽射し。
春と秋がどんどん短くなる。
カジュアルショップも、既に半袖が中心だ。

JR伊丹駅の改札口は今、閉鎖されている。
改札の前に、5枚の大きな掲示板が立っている。
1枚目を読みかけていると、駅員さんがじっと
見つめる視線を感じたので、途中でやめておく。

運転再開は、早くても6月中旬以降とのこと。
時々芝居を観に行くアイホールは、JR伊丹駅前だ。
しばらく阪急伊丹から行くことになる。不便だ。

10個くらい書くことがたまっているのだけれど
とりあえず、古いものから書いていくことにする。

まずは、映画「鉄人28号」。

「リバイバルブームはわかるけど、なんで鉄人?」
という素朴な疑問と、
「鉄人は、武器を持たないロボットなんだ!」
というコピーに対する興味から、足を運んだ。

冒頭が一番かっこいいかも知れない。

先日、日本が第二次大戦末期に作り上げていた
空前絶後の「潜水空母」なるものが、ハワイ沖で
発見されたというニュースを見た。

飛行機の翼を折り畳んで三機、潜水艦に積む。

その発想と技術力を、
発見したアメリカの学者がやたら褒めていたが、
そういうバックボーンがあるからこそ
同じ頃、「鉄人28号」が作られていた、
という設定も、妙に本当っぽくて面白い。

で、前半は敵ロボットが大暴れ。
巨大ロボットの巨大さを描写し続ける。
鉄人28号は、正太郎君が操縦に慣れていないので
出てきてすぐに負ける。

そこから、鉄人を改造!改造!改造!
でもやっぱり、ミサイルとかの武器は付けない。
巨大ロボ同士の戦いは、ただひたすら殴りあい
金属の音が響く、ストイックなボクシングのようだ。

そのシンプルさが、妙に新鮮だったりする。


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