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2005/06/17(金)
浅田百合子問題@
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浅田百合子さんと言えば エビス堂大交響楽団という劇団の女優さんであり 次回のクロム公演「ボーグを脱げ!」に 出演が決まっているのであるが。
ここでは敢えて、既存の写真を掲載しないけど 彼女は関西の小劇場では三本の指に入る美人である。 私は、今は「うめだ花月」となった劇場の楽屋で 一度だけ至近距離でお会いしたことがある。
オーラが出ていた。 本当の美人だけが持つオーラだ。
誰もが彼女を美人と認め、信号を待つ彼女を見つめ 心の中で、あるいは声に出して「あなたは美人だ!」 と叫ぶ。そんな環境に身を置いてきた者だけが持つ、 自ら美人であることを主張する必要が全く無い 選ばれた人だけが持つオーラを、彼女は放っていた。
そんな彼女は何故か、 芝居の中では男役ばかりやっている。 顔を真っ赤にしてテンション高く演技する姿からは 美人オーラは放たれていない。
これが、世に言う「浅田百合子問題」である。 補足するなら、現在この世界には、彼女の美しさを 正確に写し取った写真は存在しない。
クロムのカメラ小僧となったシカタコウキ君に 「今回は、芝居はもう絶対面白くなるに決まっている。 大切なのは、浅田さんをいかに正確にカメラに納めるかだ。 浅田さんを美しく撮る!それこそが至上命題である!」 と強く主張したところ、「・・・分かってますとも」 と、メガネの奥の目がキラリと光るのを見た。彼も本気だ。
では、なぜ彼女は男役ばかりやるのか? なぜ、写真に撮られた瞬間に美しさが消えるのか。 私は推測する。芝居を、女優を、舞台に立つことを選びつつ 彼女は「美人でごめんなさい」症候群の人なのではないかと。
・・・つづく。
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