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2005/06/21(火)
再び、音楽が呼んでいる。
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4月以降、 スピッツの「スーベニア」ばかり聴いていたが 久しぶりに洋楽で愛聴に値するアルバムに出会った。
その時求めていた音楽を、遠い国の誰かが作っていた。 こういう出会いは、ある時はあるし、無い時は無い。
今は、色々と始めようと準備を進めているので 気分を高揚させてくれる上質のポップスを求めていた。
ポップスは、やはりメロディの美しさに尽きる。 そして、ボーカルが心の肌に合うかどうか。
この二つを満たしている場合、 ドラムや、ベースライン、ギターのリフなど、 楽曲の他の要素も、満足のいくものであることが多い。
これは、ある意味当然のことかもしれない。 僕が好きになった声とメロディの下に集まる人々の演奏が 悪いわけは無い。
以前に読んで深く感動した小説が本屋で平積みになって 新しく、椎名林檎の推薦文が書かれた帯が付いて 売られているのを見ると、嬉しくなる。
人は、好きなものを通して、繋がることができる。 それが、阪神であっても、ゴルフであっても サッカーでもパチンコでも、何でも構わない。
今回好きになったアルバムは かなりマイナーで、多分誰も知らない。 別にマイナーなものを探しているわけじゃない。 メジャーなもの大好きだし、メジャーなものには 確かにある種の強度が備わっていて、頼もしい。
けれど、なんとなく、 マイナーなものを好きになることが多い。 そういうものについて、 話のできる相手を探すのは お気に入りの作品に出会う以上に難しい。
で、色々感じたことを 誰かに言いたくて仕方がなくなってきて そろそろ作品でも作ろうかと思い始めてしまうのだ。
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