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2005/07/03(日) はてさてフフーン。
夏が近づいて目立ち始めた
女の子のヘソ出しルックについて
スリムで美人な女の子から
秘密裏に衝撃的な証言を得た。

「確かに、丈の短い上着が多いけど
 痩せてると、おなかもおへそも
 実はそれほど目立たないんです。
 
 なぜだか分からないんですけど
 太っている人ほど、おなかを
 出したがるっていうか、お肉が
 服からはみ出てしまっているから
 おへそも見えちゃうんですよね」

・・・確かに、彼女の言うとおり
「おなかの出ている女の子ほど
 おなかを出したがる」の法則は
厳然と存在するように思える。

おなかの出ている女性陣からの
バッシングを避けるため
彼女は上記の事実をこれまで
心の底に秘めてきたのだという。

今回、私の誘導尋問により
ついに、重たい口を開いてくれた。
貴重な情報の提供に感謝したい。

そしてさらに、彼女はこう続けた。

「キャミソールで、下着を見せたり
 女子高生のスカートが短くなったり、
 とにかく今まで隠されていたものを
 どんどん見せる方向に行ってて
 それももう限界っていう気がしますね。

 キャミソールもミニスカも、
 見慣れてきちゃうと新鮮味は薄れるし
 これ以上見せるものが無いって言うか
 あとは裸しかないじゃないですか。」

・・・確かに。だとするとこれからまた、
服は「隠す」方向に行くのか?
けれど、一旦全てぶっちゃけてしまって、
幻想も何もなくなってしまった世界の後に
また隠すなんて意味無いかもしれない。

丈の短い上着とジーパンの間から
のぞいている、女性のおなかのあたりは
なんとなくもう見慣れてしまった気がする。
はてさて、これから一体どうなるんだろう。

2005/07/02(土) 昼が夜になり、やがて朝になる。
お知らせ:

6月29日の日記の画像が
恐らくサーバ側の不具合で
表示されていませんでした。
今なら大丈夫です。

今日から7月:

やっと雨が降った。
けど、今年の梅雨は梅雨じゃない。
ものすごく雨が少ない。
たぶん間違いなく渇水になるだろう。

先日、近所で火事があった。

火事というのは、
本当に火がどんどん燃える。
少し離れたところから見ると、
それは何故かとても静かで、
燃え盛る炎だけが激しく、
鳴り響く消防車のサイレンも
まるで夢の中のように聴こえる。

昔、大阪市内にある
ビルの10階のスタジオで
稽古をしていると
サイレンの音が、1つ、2つ、
3つ、4つと増えてきて
窓の外を見ると
眼下はまるで映画のようだった。

高層ビルに囲まれた古い一戸建てが炎上し
あらゆる方向から消防車が集まってくるが
道路が狭いせいか、建物のすぐそばまで
来ているのに、炎に近づけない。

炎はどんどん激しくなる。
あの時も、とても静かだった。
ガラス一枚隔てただけの、
すぐそこで起こっている出来事なのに
なぜか現実感が無かった。


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