|
2005/08/11(木)
リンダリンダリンダリンダリンダ!
|
|
|
バンドつながりで、今度は映画だ! あの山下敦弘監督が遂にこんな映画を撮った! なんと女の子4人のバンドの話だ!
映画「リンダリンダリンダ」はなかなか良い。 キーパーソンはやはり、話題のペ・ドゥナ。 韓国で注目されてる個性派女優らしいのだが 特に美人というわけではないし、 演技が上手いのかどうかもよく分からない。 なのに何故か見てしまう、「存在感」が凄い。
役どころはそのまんまで「韓国からの留学生」。 日本語がたどたどしいのもそのまんま使っている。 そんな彼女がブルーハーツを歌う???
話は単純だ。一行で説明できるストーリーだ。 細部がいい。山下監督の、独特の視線を感じる。
女子高生のバンドの話といえば、思い出すのは 幸福感に包まれた「スウィングガールズ」だが、 あの映画の最初か最後かに、コンビニのポリ袋が 廊下で風に舞っている、静かなシーンがあった。
映画「リンダ・・・」では、ふとしたシーンで 祭りが終わった後の、あの頃を思い出している 回想の視点が見え隠れする。
そこが、祭りの最中を描いた「スウィングガールズ」 と異なる点であり、この映画が独特の味わいと余韻を 残してくれる隠し味なのかもしれない。
楽しかった思い出とともに、何故かその日 風に舞っていたポリ袋のことを覚えている。 全ては夢の中で起こったかのように、記憶の中にある。
|
|
|
|