|
2006/01/03(火)
果てしないあみだくじ。
|
|
|
多分僕の良くないところは
作品を作らなければ作らないなりに
何か別の楽しいことを見つけてしまうところだ。
そもそも作品を作る動機が
多くの人に褒められたいというところには無く、
特定の誰かに見せたくて伝えたくて
まるで手紙のように作っているところがある。
作品を作らないことによって手に入れた時間を
誰かと会うことに費やすこともできる。
それが真摯な選択であるならばなおさら
その時間はかけがえのない記憶として残る。
あるいは、生活そのものが作品だ
という言い方もできる。
特に誰かに褒めてもらわなくても
自分自身の中でそれが素晴らしいものであれば
観客の拍手が無くても生きていける。
例えば、
芝居しかない、
芝居をやらなければ生きていけない
というところに自分を追い込んでみるべきなのか？
ふとあたりを見渡してみると
そのように自分を追い込む人たちがいて、
自分はよほど楽天的なのだろうか、と思ったりする。
作品は作れる時には必ず作れる。
タイミングは必ず巡ってくる。
そういう気持ちがどこかにあって
今は今、楽しい事をやればいいのではないかと
思いながら日々を過ごしている。
確かに歳をとってはいくが
不思議なことに、周りの人たちはあまり老けない。
そして、日々を楽しんでいる。
楽しいことは恐らく、山ほどある。
何を選択するかは、自分の中の自然に任せる。
はてさて今年はどうなることやら、
その分からなさも含めて、楽しみな１年である。
|
 |
|
|
前の月
