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2006/01/04(水) 嵐のように餅を食べる。
豆知識「しぶんぎ座流星群」 Quadrantids

毎年1月4日ころを極大として活動している流星群。
(流星群が最も活発に活動する時期を「極大」と呼ぶ。)
8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ、
「3大流星群」のひとつ。2006年のしぶんぎ座流星群の
極大時刻は、1月4日午前2〜3時ころ(日本時間)。

ということで、
この時間にわざわざビルの屋上に上って
北東の空を眺めること30分・・・。

雲が、山から海へと流れてゆく。
寒空の下、凍えながら見つめる瞳に映るのは
夜の闇に溶けていかんとする灰色の雲、雲、雲。

時折雲の切れ間から、空が見える。
じっと目を凝らすが、そのうちまた雲に覆われる。
そんなこんなで30分が限界でした。
流星が見えていたら、気分も盛り上がって
1時間くらい大丈夫だったろうと思うのだけれど。

ただ、夜の雲の不思議さ、
ということを初めて意識したような気がする。
あの、灰色で、のっぺりとしていながら
どこかに立体感が漂う不定形な空の物体。

夜の雲をずっと見つめるなんて
生まれてこのかた無かった気がする。
星を眺めることはあっても、雲なんてわざわざ見ない。
だけど、見ているとだんだん不思議な気持ちになる。

人間の精神に色や形があるとしたら
あの、流れてゆく夜の雲のような色や形が
どこかに潜んでいるのではないか?という気がする。
初めての気がしない、自分の中の何かとつながる感じ。

寒かったけど、流星は見られなかったけど
願い事もしなかったけど、それでもあの時間には
何かしら意味があった気がする。

プラスでもマイナスでもない、
灰色の、とても不思議な時間でした。


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