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2006/01/07(土) 寒い寒い寒い、冬。
電車を待ってホームに佇んでいるだけで
冷たい空気が体の芯を冷やしていきます。

メールを打つ手が凍えてかじかんできて
あやうく携帯を落としそうになりました。

久しぶりの寒い冬、冬らしい冬の到来です。

人間の力ではいかんともしがたい
押し寄せる低温の空気の中を歩き
寒さに耐え緊張しつつ家路を急ぎ
やっと辿りついたドアの向こうに・・・

瓦斯式温風発生器が、私を待っていました。

この素晴らしい暖房機器は
スイッチを入れるとすぐに
最高の温風が噴き出します。

その前に座った途端、
それまでの緊張は解けて
冬ならではの快楽に包まれる
至福の桃源郷が訪れます。

夏だとこうは行きません。
暑さに耐え忍んだ果てに
冷房でキンキンに冷えた部屋に入るよりも
冬の列車の足元暖房のほうが断然素敵です。

それは多分、人間は本来
熱を抱えて生きている存在だからでしょう。

エネルギィを燃やした結果の体温を
寒さで奪われることの果てには、死があります。
もちろん暑さで死ぬこともありますが
寒さのほうがより、死に直結すると思われます。

体温を奪われて死に近づいていく体を
温風が救ってくれる、南の島の夢を見せてくれる。

瓦斯式温風発生器は、
日々私を救ってくれる命の恩人なのです。

部屋に帰るたび、
生きていることに感謝してしまう。
そんな毎日が過ごせる、寒い寒い冬が来ました。


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