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2006/02/26(日)
時は流れて季節は巡る。
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2月が駆け足で過ぎてゆく。
4月以降のことが、ぼんやりと頭に浮かぶ。
あの人は遠くへ行って、あの人が近くに来る。
☆
青木さんのブログの更新がぷっつりと途切れてから 1ヶ月以上が経ち、やっと新しい記事が出た。 内容はたった一言、「よかったね!イナバウアー」。
・・・思ったとおりである。 「イナバウアー」という単語に この世で最も反応するのは、間違いなく青木さんである。
「イナバウアー!」とアナウンサーがテレビの中で叫ぶのを 喜びの表情で聴く青木さんの後姿が眼に浮かぶ。
ちなみに、「イナバウアー」とは 言うまでも無く荒川静香の必殺技で、足を前後に広げ、 つま先を外に向けて銀盤を横断する技のことである。
背中を大きく後ろに反らしながら滑るのは、 荒川のオリジナルらしい。
50年代に3度ドイツ王者に輝いたイナ・バウアーが 初披露して、その名が技の名前になったとのこと。
ドイツ。 映画「ミュンヘン」・・・ハイル!青木! ノイシュヴァンシュタイン城!狂った王ルードヴィヒ! ワグナー!ノスフェラトウ!フィツカラルド!アオキヒデキ!
今年のクロムは、ドイツかもしれない。 次々回作のタイトルは多分「イナバウアー」だ。
イナ・バウアーの人生を縦糸に 荒川静香の今後の波乱万丈の人生を横糸に ドイツと日本の戦後を描く歴史超大作になるだろう。
役者全員が背中を反らせたまま歩く!話す!笑う! レッツ、イナバウアー!全ての人がイナバウアー!
時あたかも、アメリカの文化的支配に陰りが見え これからの日本はヨーロッパを範としていくのか? という時代の岐路に立ったクロムモリブデン。
クロムの次回作は「サルキュー!」。 多分、サルが何かに感謝する話だ。
「この作品を作ることを通して、これからの日本人が 何をよりどころにして生きていくべきかが見えてくれば いいかな、と思ってます」とか言ってる奴は今すぐ去れ!
☆
それにしても、
「ボウリング犬・・・」に出演時に 東京の王子小劇場でチラリとお会いして以来、 日記を読ませていただいているオトムガーデン総支配人の おとむさんも、長年勤めてきた会社を辞めて 東京に行ってしまわれるらしい。
今年は、いろんな人にとって 節目の年になるような気がする。 たぶん、私自身にとっても。
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