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最新の絵日記ダイジェスト
2006/10/22 大沢@旅日記、引越しました!
2006/09/09 大沢@旅日記、引越します。
2006/09/06 アンジェラ症候群。
2006/09/05 そう言えば、あの映画で。
2006/09/04 夏休みが終わり、学校が始まる。

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2006/02/26(日) 時は流れて季節は巡る。
2月が駆け足で過ぎてゆく。

4月以降のことが、ぼんやりと頭に浮かぶ。

あの人は遠くへ行って、あの人が近くに来る。



青木さんのブログの更新がぷっつりと途切れてから
1ヶ月以上が経ち、やっと新しい記事が出た。
内容はたった一言、「よかったね!イナバウアー」。

・・・思ったとおりである。
「イナバウアー」という単語に
この世で最も反応するのは、間違いなく青木さんである。

「イナバウアー!」とアナウンサーがテレビの中で叫ぶのを
喜びの表情で聴く青木さんの後姿が眼に浮かぶ。

ちなみに、「イナバウアー」とは
言うまでも無く荒川静香の必殺技で、足を前後に広げ、
つま先を外に向けて銀盤を横断する技のことである。

背中を大きく後ろに反らしながら滑るのは、
荒川のオリジナルらしい。

50年代に3度ドイツ王者に輝いたイナ・バウアーが
初披露して、その名が技の名前になったとのこと。

ドイツ。
映画「ミュンヘン」・・・ハイル!青木!
ノイシュヴァンシュタイン城!狂った王ルードヴィヒ!
ワグナー!ノスフェラトウ!フィツカラルド!アオキヒデキ!

今年のクロムは、ドイツかもしれない。
次々回作のタイトルは多分「イナバウアー」だ。

イナ・バウアーの人生を縦糸に
荒川静香の今後の波乱万丈の人生を横糸に
ドイツと日本の戦後を描く歴史超大作になるだろう。

役者全員が背中を反らせたまま歩く!話す!笑う!
レッツ、イナバウアー!全ての人がイナバウアー!

時あたかも、アメリカの文化的支配に陰りが見え
これからの日本はヨーロッパを範としていくのか?
という時代の岐路に立ったクロムモリブデン。

クロムの次回作は「サルキュー!」。
多分、サルが何かに感謝する話だ。

「この作品を作ることを通して、これからの日本人が
何をよりどころにして生きていくべきかが見えてくれば
いいかな、と思ってます」とか言ってる奴は今すぐ去れ!



それにしても、

「ボウリング犬・・・」に出演時に
東京の王子小劇場でチラリとお会いして以来、
日記を読ませていただいているオトムガーデン総支配人の
おとむさんも、長年勤めてきた会社を辞めて
東京に行ってしまわれるらしい。

今年は、いろんな人にとって
節目の年になるような気がする。
たぶん、私自身にとっても。

2006/02/22(水) 勝負は、午前3時。
響鬼のあとに始まったカブトも
マジレンジャーの後のボウケンジャーも
少しも面白くないので観ていない。

義経の後の功名が辻は
キャスティングが納得いかず観ていない。

見てるのは、時効警察と西遊記。
テレビを見てる時間が確実に減った。

トリノでは、誰もがメダルに届かず
盛り上がらないまま日々が過ぎる。

そして遂に、女子フィギュアシングル!
待ちに待った今回のオリンピックの大本命!

安藤美姫は公式練習で4回転成功!
ここしばらくいいところが無かっただけに
これは期待できるか?がんばれミキティ!

燃え上がる心で新聞のテレビ欄を見ると
ショートプログラムが22日午前3時、
自由が24日午前3時に放送開始・・・。

見始めて見終わったら、もう朝じゃん!
お日様出てきてるよ!
新聞も牛乳も配達されてるよ!

2日続けて徹夜?
それはムリ。・・・でも観たい!リアルタイムで!
 

2006/02/15(水) 関西には、Lがある。
東京にしばしば赴くようになると
関西にあるものは大概、東京にもある
ということが分かってくる。

というか、関西の様々な意匠が
すべて東京のミニチュアに思えてくる。

そんな、なんだか寂しくなるような感じを
吹き飛ばしてくれるのが、この雑誌たちだ。

発行しているのは、京阪神エルマガジン社。
この会社は、最近かなりキテると思う。

ぴあやらウォーカーやら一週間などの
東京発のライバル誌とは一味も二味も違うスタンスで
わが道を行く!な感じがとてもカッコイイ。

この会社には、3つの力が溢れていると思う。

まずは、図案力。
写真一番上の「SAVVY」の表紙を見れば
明らかだろう。これは非常に美しい表紙だ。

モデルの服の色&足の傾き具合と、
ロゴの色や傾きとのシンクロ。
後ろに写っている店といい、
全てを計算して撮影された写真である。

次に、企画力。
写真中央の特集タイトルに注目して欲しい。
この切り口で特集!そして「おひとりさま」
というコピーの力。素晴らしい。

さらには、取材力。
多くの雑誌が、店からの売り込みや情報提供に
よって記事を作っている中で、エルマガジン社は
社員が直接足を運んで写真を撮って記事を書く。
そんな地道な努力が、例えば「定食日和」という
言葉に、リアリティを与えていると言えるだろう。

東京には、エルマガジン社は無い。
同じようなタイプの雑誌があるかもしれないが
とりあえずは知らないし見たことが無い。

Lマガジンやmeetsの最新号が出るたび
「関西に住んでて良かったなぁ」と思ってしまう。
ここのスタッフはきっと、仕事が楽しくて仕方ないに
違いない。その楽しさが、紙面にも溢れている。
 

2006/02/12(日) 不自由な検索。
昨日に続いて、ニュース関係の話題を。

ネット検索の「Google」から
意図的に検索できないよう排除された
として、ある会社がグーグル社を訴えた。

というようなニュースをテレビで見たので、
早速このニュースについてグーグルで検索
してみたが、どうやっても何も出てこない・・・。

グーグル検索は「ロボット型」と呼ばれていて
技術的なことはよく分からないのだがとにかく
googlebot というロボットがインターネット上の
各サイトのリンクの数やら何やらを調べて
自動的に順位付けして検索結果として出力する
というような仕組みになっているらしい。

ロボットなのだから、
ある意味不公平は無いのだろうという気が
していたのだけれど、どうやらそうではなかった。

グーグル社の気に入らない検索結果は
グーグル社の社員によってあらかじめ
排除されている、という現実があるというのだ。

グーグルは現在、世界最大の検索サイトだから
大変多くの人がこのサイトを利用していて
そこから排除されたとなるとそれは
インターネットの世界から追放されたに等しい。

自由に検索して自由にサーフィンしていたつもりが
検索結果そのものがグーグル社の管理下にあった
という事実の露呈により、検索では決して行き着けない
場所がある、ということが判明してしまったのである。

括弧つきの自由。
現在にふさわしいといえばふさわしい話だけれど
なんだかなぁ、ネットサーフィンの快楽に
水を差すような話ではあるなぁ、と思うのであった。

2006/02/11(土) スクリーンクオータ。
NEWS

韓国では、国内の映画産業保護を目的に
国産映画の年間の義務上映日数を定めた
「スクリーンクオータ」制が続けられてきたが、
米韓自由貿易協定(FTA)妥結を目指す
韓国政府は、義務日数を現行の146日から
半減させる方針を決めた。

この決定に、韓国の俳優や映画監督らは
「ハリウッド映画に支配され文化植民地になる」
と猛反発し、ソウル市中心街では人気俳優の
アン・ソンギ、イ・ビョンホン、チャン・ドンゴン
らが、次々に抗議デモに参加した。

・・・というニュースが流れた時
「ああ、そうだったんだ」と思った。

これまで私は、「スクリーンクオータ」制
なるものの存在を、全く知らなかった。
韓国では、撮影に街ぐるみ国ぐるみで協力する
という話はよく聞いていたが、それ以上に
韓国映画は上映でも保護されていたのであった。

「ハリウッド映画に支配され文化植民地になる」
という言い方が、なんだか懐かしい。

既に相当なところまで文化植民地となった日本で
ようやく「日本的」なるものの見直しというか
マクドナルドが減収を続け、街にうどん屋が増えて。

「アメリカよりやっぱり日本のほうがいいじゃん!」
という感じになってきた現状と、日本映画の復活は
なんとなくだけど、リンクしてるような気がしていた。

で、
韓国映画隆盛の背景にはそういう政策もあったのか、
と思うと「大丈夫だよ、アメリカになんて負けないよ」
と言ってあげたい気がする、今日この頃なのであった。

2006/02/08(水) 松たか子と深津絵里
今回のNODA・MAPは
どうしようかと迷っていた。
主演が、松たか子だからだ。

結局、大竹しのぶが初めて
野田作品に主演したという
名作の呼び声高い作品の再演
ということで、観に行くことにした。

結果は予想通りだった。
これが大竹しのぶだったら
多分ものすごく感動したんだろうなぁ
と思いながら、冷静に舞台を見ていた。

大竹しのぶは別格として
例えばかつて野田作品の常連であった
深津絵里と松たか子の舞台上の声や動きは
非常に良く似ている。

しかし、二人は根本的に違う。
目を閉じて声だけを聴いていても
その違いは歴然としている。

本物と演技の違いというのか
天才と優等生の違いというのか。

同じバラードでも
宇多田ヒカルが唄えば泣けるが
倉木麻衣が唄うと泣けない。

深津絵里が舞台に立つと
何故か胸が締め付けられる瞬間があるが
松たか子はその瞬間を、
意図して作り出そうとしているのが見て取れる。

この差は永遠に埋まらない気がする。

そして、私が愛しているのは間違いなく
深津絵里であり宇多田ヒカルなのだということを
再確認させられたNODA・MAPの一夜だった。

2006/02/07(火) SNOW LAND 4
さようなら、SNOW LAND。

死んだように眠っていた冬将軍が
久しぶりに目を覚まして訪れたかのような
あまりにも冬らしい今年の寒さが
地球温暖化の嵐の前の静けさとならぬよう
静かなる冷気の世界の中で祈る。

どうかこの寒さが、来年も訪れますように。

2006/02/06(月) SNOW LAND 3
もはやそこに生命の気配は無く
並び立つ木々は彫刻のごとく静かで。

2006/02/05(日) SNOW LAND 2
雪国に暮らす人にとっては
多分当たり前の光景。

雪がベンチを占領している。
仕方なく遠ざかる足跡。

2006/02/04(土) SNOW LAND
そこでは、
当たり前のように
地面を雪が覆っている。

2月絵日記の続き


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