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2006/06/26(月) SE・TSU・NAを、観る。
77年企画に続いて
SE・TSU・NAを観るためにアイホールへと向かう。
前から一度見たいとは思っていた劇団だ。
そして、今日が初見である。

大塚さんのランニングシアターダッシュが解散し
浅田百合子さんがいたエビス堂も無くなってしまい
なんだかこの世からエンタメ系が全て消え去った気がして
一抹の寂しさを覚えていた今日この頃ではあった。

SE・TSU・NA!
どういう劇団名なんだSE・TSU・NA!
今回、舞台監督の塚本さんがブログで「物凄い仕込み量だ!」と
驚嘆しているのを見て、思わず駆けつけることとなった。

・・・これは、ど真ん中のエンタメ系である。
全てが終わった場所から何かを作り出そうとする
77年企画の人たちのような先端を行く仕事から比べると
これはもう、ど演劇、どエンタメと言っていいだろう。

決してけなしているのではない。
そもそも、けなす位ならここには書かずに無視するのみだ。
むしろ、今時エンタメをやろうという強靭な意思は
敬服に値するとさえ思える舞台だった。

凄いセットだ。
巨大なセットが回転し、開閉し、スライドする。
衣装と小道具はさらに凄い。
作り込みの細かさは、新感線レヴェルだ。

明らかに、尋常ではない金と労力が注ぎ込まれている。
どういうつもりだ?SE・TSU・NA!
そして、結構見ごたえのあるアクションが展開する。
練習量もハンパじゃないだろ?SE・TSU・NA!

提示される数々のイメージは
アニメや漫画から抜け出たようなものばかりだが
大塚英志氏のキャラクター小説論の影響を感じさせる
作品世界は、決して手垢の付いたものではない。

童話作家役が森下君なら、さらに良くなっただろう。
ちょっと今後が期待できる気がする。
・・・がんばれエンタメ!次も観に行くぞ!


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