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2004/09/23(木)
解説
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一言で言うと、建前と本音のある絵と言うか、ダブルミーニング。
漫画の絵の第一義として、物語の場面の説明があると思います。 一ページだけ取り出すと、話の流れが掴みにくいと思いますが、 これらのページは物語的には決してエロいシーンではない。 例えば「その二」は「(尻の持ち主の)眼前でタートル号がフッと消える」絵 であって、尻の絵ではない。シーンの説明としての『焦点』は「フッ」に合ってる。 「衝撃のページ」では、「砂の中からザザーと表れる敵」が焦点。 視点としては、「一人称に近い『三人称』の位置」。 (これはドライブゲームにおけるコクピットビューとリアビューの関係と同じです) 物語の内部にエロさはなくて、それを見つめる神(作者)の目がエロい。 コブラの物語世界自体はそれ程エロくなくて(少年誌だし)割とカラッと明るい。 その世界を壊すことなく、絡み付くようなエロさを導入してますなw
衝撃のページでは、見事にルビンの壺になってる。 焦点を移動させないと尻は認識できない。「武一の尻」と言うべきかw 小学二年生当時の僕の認識力では、すぐには尻には気付きませんでした。 (一ページだけ切り取って見せられればもっと速く気付いたかもしれませんが。) 当然当時はこんな説明は出来ませんでしたが、作者の意図は感じたので、 「スゲー」と思った。
ローアングルなのは、「尻を描くため」かつ「(尻越しに)場面を描くため」ですね。 スカートの中を直接覗くようなローアングルとは別物w
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