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2005/06/14(火)
メディアコミュニケーションの講演
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今日は名古屋の国際センターというところで メディアの講演会があった。 今回は某民放テレビ局の制作局部長さんの講演。 テレビ番組はどのようにできているのか、 最近ではテレビのデジタル化についてや、テレビ局に求められる人材などかなり濃い内容だった。 まず、デジタル化の話だが、 アナログテレビと比べての利点はデジタルテレビの方が 映りがいいと言うことだ。 アナログテレビは回りに高いマンションなどがあると 電波がいろんな方面から壁などに反射してガサガサな画面になりやすい。一方、デジタルテレビはその反射する電波のうち 一番確実に映る電を察知し、電波を運んでくれるので 本当に綺麗だと言う。また、一つの番組を見ながらも違う例えば、天気予報の番組が見たいとすれば、それをひとつの画面で 同時に見る事ができるという優れた機能をもっているのだ。 ディレクターさんが言うには、 将来、芸能人が来ている服や、ドラマで使ったお店などの情報も簡単に同時に知る事ができるようになるとのこと。 全てのテレビがデジタル化するのは2011年である。 楽しみですね。
テレビ局に求められる人材は 体力 根性 努力 が三大要素。 でもやはり体が資本なんだそうです。 体がだるいので取材いけませんなんてありえないんです。 ちなみに民放放送局の採用人数は年に3人程度なんだそうです。 かなり枠が狭い!
今ドキュメンタリーを作っているが、 かなり難しい。ディレクターさんが作られたドキュメンタリー作品を台本と比べながら見た。 台本はあくまでこういう構成で作りたい!ということで かならずしも台本通りになるということは少ない。 今日見た作品も皆、台本どおりじゃないし、 助産婦さんを追った時は、まさか偶然にお産の場を撮れるなんて 思っていなかったとか。 そこで思いもよらない偶然的な事をどうチャンスに変え、 どう構成をうまく作り直すか。。。 頭の回転が必要となるらしい。
すごくテレビの世界は海のように深く、 圧倒される空間である。 すごく勉強になりました!!!!
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