徒然に…
虚弱体質、いろんな事を書いていきます
−にとべさん−
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2004/10/31(日) 耳栓しとけばよかった!
次に行ったのは、スペインのマドリッドです。
この旅では、ここマドリッドで年を越します。
実は、これが今回の旅の楽しみのひとつでもありまして……
スペインでは、年が替わる瞬間に、そばに居るヒトと抱き合ってキスを
すると云うスンバラシイ慣習がありまして…ガハハ。
もちろん全然知らないヒトとでもOKよ〜ん(笑)
血気盛んなお年頃、そんな話を聞くとアレヤコレヤと想像がふくらむ
ワケでございます。
「大晦日の夜に、スペインの美女とキスをして、そのまま朝まで
 ムニュムニュ……」(ゴメンなさい)

さあ、そろそろかなという時間になるのを待ち、準備万端(?)で
気持ちはウキウキ、心はドキドキ状態で街に飛び出して行きました。
そして、ヒトが集まりそうな広場に行き、キレイな女性が居るそばに
陣取り、その時を待つのですがぁ……ヒトはジッとしていない(笑)
ボクも、いい位置をキープしつつ、すり足で移動していく……

バババババ!バン!バン!バン!バン!!!……
いきなり爆竹の音が耳のそばで激しくなりました(≧ロ≦)
ボクが驚いているスキに、誰かが抱き付いてキスしてきた。
うっわ、ごっついオバちゃんやん!(涙)
こうして、マドリッドでの大晦日の夜は過ぎていったのでありました。
ふぅ、さえんなぁ…

スペインの食事が一番クチに合いました。
夜、ふと入ったレストランのご主人に、ご馳走してもらった地酒がウマかった。
その頃は、呑めたりしたのですよ。ハイ……


あ、今テレビにIJさんが出てる(28日の項を参照ください)


次に行ったイタリアのローマは、断片的にしか印象に残っていません。
手が抜けなかった《真実の口》のこと……
アイスを食べた《スペイン広場》のこと……
両方とも『ローマの休日』に出てきましたね。
ひとりで、ぶらぶら散歩してて道に迷い、小さな公園のブランコで
途方にくれたこと……
ジプシーの子供に囲まれてカバンを取られそうになり、あわてて逃げたこと……

そうそ、《蚤の市》が面白かったです。
いろんな店が出ていて楽しかったなぁ。
そこで売っていた安いギターを買い、その場で即興ライブをしました。
……ウソです。

《蚤の市》で、コジャレた懐中時計を値切って(ホントはどうだか)買ったの
ですが、帰りの飛行機の中で止まってしまいました。トホホ……
やっぱり、さえんなぁ…

イタリアと云えばピザ!
やっぱり、めちゃウマかった。


写真は、古城巡りで行ったジャンヌダルクゆかりのシノン城です。
どの城も同じように、そびえたつ丘の上から見下ろすように作られています。

2004/10/30(土) 幻想的な風景に酔う
アッという間に通り過ぎてしまったロンドンを後にして、次に向かう
のはフランスはパリ。しかし、今回の旅の目的はパリではなく、
ロワール川沿いにある古城なのです。パリからロワール川沿いに
最終目的地であるノルマンディーまで下って行くのです。
んが、やはり旅は予定通りにはいきません(またかよ!)。
バスに乗り川沿いに下っていくのですが、行く城がことごとく閉館
してるのです。
どうも休館日の城が多い日に来てしまったようで……
結局、入れたのはシュノンソー城だけだった(笑)
「ジャンヌダルク」ゆかりの城、「眠れる森の美女」のモデルに
なった城にも行ったのに入れなかった。残念!

そして昼食の時に、また怖ろしいことが……
いや、昼ゴハンは美味しかったのですが、そのとき一緒に食事を
していたフランス人のバスの運転手さんが、ワインをガブガブ飲んで
いたのです。
このあとすぐにバスを運転しなければいけないと云うのに(冷汗)。
ほんとは怖くてバスに乗りたくなかった。でも、一人でそこに残る
わけにもいかないし…
心なしかバスが、ふらふらしてたような気はするけど、なんとか
無事に最終目的地に到着。

おぉ!ほんまに海に浮いてるぞ!!
そう、今回のメインのお城であるモンサンミッシェルです(右写真)。
今では道路で陸とつながっていますが、昔はそれもなく満潮時には海に
浮かぶ孤城になったそうです。
そうですねェ。島全体を城にしてしまった感じかな…
戦争をしていた頃は、要塞としての機能も果していたと云うことです。
城内には立派な礼拝堂もあり、外から見ても中から見ても壮観な
眺めのお城です。
ここのレストランで食べた、ジャンボオムレツが美味しかった!
ここには死ぬまでに、もう一度行ってみたいと思っています。


なにはともあれ、バスが事故らなくてよかった!
フランスの食事、意外に美味しくなかったなぁ…

2004/10/29(金) いつになれば氷点下のセカイから脱出できるのか!?
滞在する予定ではなかったアンカレッジ。
ホテル到着後、どうせなら氷点下20℃のセカイを楽しもうでは
ないかと云うことになり、みんなで街中へ出かけて行きました。
「うん?ほんまにマイナス20℃なんか?」
「なんか全然寒くないぞ…」
などと云ってると、すぐに肌の露出している部分が痛くなり始め
身の危険を感じました。
こうして、ほんの数分間の氷点下の街の散策は終わり、急いで
ホテルに戻ったのでした(笑)

そうそ、このホテルもひどかった。
冷えきったカラダを温めようと思い、シャワーを浴びようとしたの
ですが、いっこうにお湯が出てこない……
結局、冷えたカラダに水のシャワーを浴びて、旅のしょっぱなから
風邪をひいてしまいました(涙)

翌朝、出発の用意をしてロビーに行くと、みんなの視線が痛いので
「どうしたん?」と訊ねると……
な、なんと夜中にボヤ騒ぎがあったと云うではありませんか!?
非常ベルが激しく鳴り、いちおう皆はロビーに避難をしたらしい。
そんなこと全然知らずに熟睡してたがな。誰か叩き起こしてくれよ!
まあ、非常ベルの誤作動だったらしく助かったわけですが……


そんなこんなで、アンカレッジを脱出したのでありました。
なんか疲れたぁ。まだ旅は始まったばかりだと云うのに。ふぅ……


そして、ようやく旅の開始地であるロンドンに到着したのですが、
いきなりのトラブルで1日ロスした為に、2泊する予定のところが
1泊しか出来ず(しかも夜遅く着いたので、正味1日だけの滞在)
ほとんどロンドンの印象は残っていません。
唯一残っているのは『マダム・タッソー蝋人形館』(右写真)
なんか蝋人形ってブキミで、あんまり好きではないけど、いろんな
人(?)が居て面白かった。
今は、千代の富士も居るらしいけど、当時は居なかった。
なんといっても、その当時の人気者はマイケル・ジャクソンです!
ウーン、ほんとにロンドンの印象は薄いわ^_^;

ロンドン・パワータウンのバスとタクシーはシブかった!
そして、食事はマズかった。噂どおり…

2004/10/28(木) 不倫は文化だ
アンカレッジ空港での、もうひとつのエピソード……
それは、有名俳優IJさんに会ったこと。

アンカレッジ空港内での待ち時間のとき、真っ赤なセーターを着て
派手にシャドーピッチングをし、しばらくすると連れらしき女性の
ヒトに顔を近づけて親しげに話し、またしばらくするとシャドー
ピッチングを始める。それを何度も繰り返しているヒトがいる……

カッコいいから当然目立つ。
よーく見ると、どこかで見たことがあるぞぉ。
そう、それが俳優のIJさんだったんです。
IJさん、一時期はトレンディードラマ(今では死語?)にも出演
して、今では有名ですが、当時はまだ人気がでる前で、みんな名前も
知らず、ちょうどその頃出演していた、昼ドラの役名でみんなに
呼ばれてました。役名は失念。
でも、ほとんどの人が顔を知っていたから、すでにブレーク寸前
だったのでしょうね。

女子達が駆け寄って行ったので、その様子を背後からうかがっていると…
女子達「キャー、サインしてくださ〜い」
IJさん「も〜、あんまり騒がないでくださいよぉ〜」(嬉しそうな顔)
ボクの心の叫び「そら、そんな派手な格好でシャドーピッチングしたら
         誰でも騒ぐやろ!」(笑)
あっ、でもIJさんは優しくていい人でしたよ。
そして、IJさんと共にヒルトンホテルに移動したのでありました。

そうそ、そのホテルでも、ちょっとした騒動があったんですが…
それは、また明日。


さすがにIJさんの写真を載せるワケにはいかないので、
今回の内容とは関係ありませんが、このあと行くパリの
《コンコルド広場から望む凱旋門》です。
あれ!? この写真では凱旋門が見えませんねェ。スイマセン!
想像力を駆使して、ジーッと見てください。
そうすれば、もしかすると見えるかも…(笑)

2004/10/27(水) 予定は未定
なんか日記とは程遠い内容になりそうです。
まあ、《虚虚実実、いろんな事を書いていきます》と但し書きしてるからいいか!?
では、お言葉に甘えて旅行記のようなモノを思い出しながら書きます。


きのう書いたエジプトの話は、二十日間ほど行ったうちの最後の方の
出来事なんです。なので今回は時間を巻き戻して旅立ちの時のことを…

旅にトラブルは付き物だとは云うけれど、この旅では、いきなり大きな
トラブルに巻き込まれました。
この頃(20年弱前)は、まだ欧州までの直通便がなくアンカレッジで
トランジットのために飛行機から一度降りて、数時間後に再度乗り込み
欧州へ向かうわけです。んが、ここで大きなトラブルが…

ボク達が空港ロビーで待っている時に、大韓航空の貨物機が離陸に
失敗して、機体が尻餅をついてしまったんです。
(幸いなことに、大きなケガ人はありませんでした)
この年は非常に寒くて、アンカレッジ空港は例年より積雪量が多く
飛行機が離着陸するのが難しい状態だったらしいです(コワッ)

で、滑走路が封鎖されて使えないので、しばらくお待ちくださいと
アナウンスがあり、あちこちウロチョロ探検(子供か?)して楽しんで
いたのですが、いつまで待っても搭乗できる気配はナシ……
そうして8時間ほど経過したところで、「只今より、飲食物は
すべて無料で召し上がっていただけます。どうぞご利用ください」
とのアナウンスがありました。
当然、みんなハイエナのごとく食堂に殺到して、食べ始めたのですが…

あとから考えてみれば、この放送は長期戦なるぞ(!)と云う
予告だったわけですね。結局、空港には24時間ほど滞在しました。
【空港には】と書いたのは、このあと空港を出て、氷点下20℃の街にある
ヒルトンホテルに泊まることになったからです。
まさか厳冬のアンカレッジで1泊することになるとは……
しかし、アンカレッジでの楽しい(?)出来事は、まだまだ続くのでした。


右の写真は機内食です。この旅では機内食の《完食》ならぬ《完撮》
をしました。旅行中にでてきた機内食を、すべて撮ったのです。
機内食は思ったより美味しかったんですが、長時間ジーッとしている
ので、だんだん食欲もなくなり、ブロイラーのような気分になってきて、
ウンザリしてくるんですよね。ゲプッ……


あっ、先に書いておきますが、この旅行記はアンカレッジを脱出すると
ガタッとネタが少なくなります。あしからず<(_ _)>
では続きは、また明日(書けるかな?)

2004/10/26(火) ヒゲがない!
本棚などの整理をしていたら、昔の写真が出てきました。
あぁ〜懐かしい。あの頃に戻りたい。理由は訊かないで(笑)

右の写真は、ロンドン・パリ・マドリッド・ローマ・エジプトに
行く機中で撮ったもの。
ボク、ヒゲがありません。しかもメチャ若いし…
んが、前髪の辺りには予兆が…
隣に写っているのは相方です。彼女もメチャ若い。
写真を見てたら、いろんな事を思い出してきました。
あれやこれや……

その中で一番印象に残っている話をひとつ。
それは、エジプトですごくモテたこと。男に^_^;
街中を歩いていると、あちこちで現地の男性がヘンな目つきで
「ヘェ〜イ〜(* ̄◎ ̄*)」と声をかけてくるのです。
も〜メチャクチャ怖いから、聞こえないフリをして早足で逃げました。
もうひとり男にモテた友達がいて、そいつと「もし何かあったら、
事故やと思って諦めるしかないな」と言って慰めあっていました(笑)
カイロ博物館では、警備員に拉致されかけたしなぁ。

あとで聞いた話によると、エジプトのように宗教の戒律の厳しい所では
男色が多いそうです。
エジプトではアルコールは一切禁止です。

旅行中の写真が何枚かでてきたし、いろんなことも思い出したので
また、他のことも書こうかな……

2004/10/25(月) 100均マニア?
昨日、100均(ダイソー)でいい小皿があったので数枚買ってきた。
いざ使おうとすると、脚(?)の所がザラザラしていて使い心地が悪いので
今日、100均で紙ヤスリを買ってきて磨き、つるつるにした。
これって、もしかして店の《思う壺》?

新潟地方では、いまだに大きな余震が続いている。
水道・電気・ガスなどのライフラインに異常がない地域でも、昼夜なく大きな揺れがあるために、
ほとんど寝ることが出来ない人が多いらしい。
本当に、一刻も早く揺れが収まるのを祈るしかない。

2004/10/24(日) 地球は怒っている
昨日の地震の第一報を聞いた時、正直これほど被害が大きくなるとは思ってなかった。
揺れは大きいようだけど、この前に大阪で起こったときのように、それほど被害は
ないだろうと考えていた。
トトロさんはすでに掲示板に書いてくれてるし、サモやんからも直後にメールがあったし。
しかし、テレビのニュースを見守っていると、時間が経つごとに被害が拡大してくる。
だんだん心配になり、数回サモやんの携帯にメールを入れるが、まったく返事が来ない。
通信が混んでいるのと、メールをする余裕がないのだろうとは思うが、広範囲にわたり
停電しているという情報もあり、徐々に不安な気持ちが増してくる。

しょうがないことだろうけど、テレビのニュースは同じ事の繰り返しで、こちらが知りたい
情報は一向に入ってこない。(柏崎市の情報がほとんどなかった)
阪神淡路大震災の時もそうで、震災当夜に義母が住む兵庫区が炎に包まれていると、何度も
繰り返していたのに、次の日の朝には兵庫区の「ひ」の字もなく、長田区の事ばかりを流し
ていて腹が立ったのを覚えている。
昨夜も、これ以上テレビを観ていても不安と苛立ちがつのるばかりだと思い、サモやんに
「何時でもいいので、落ち着いたら携帯に連絡を下さい」とメールをして、布団に入ろうと
した時に、サモやんからメールがあった。
これでとりあえずホッとして、掲示板にその旨を書き込んだあと、安心して寝てしまった。

異常気象と云う言葉は嫌いで、あんまり使いたくない。
しかし、今年の台風の上陸数といい、あちこちで起こっている大きな地震といい、何かが
おかしいように感じる。
今一度、足元を見直し生活などを改めなければ、大変なことになるような気がする。

2004/10/19(火) 深夜のサイレン
ゆうべ遅く隣のマンションで爆発があった。

家族が寝静まり本を読んでいると、サイレンが烈しく鳴り、消防車が走っているようだ。
ウチの前の道は消防車・救急車の通り道になっているので珍しいことではないが、昨夜は
通り過ぎると云うより、どんどん消防車が集まってくるような感じで、気のせいか焦げ
臭いような気もした。
気になったので本を置きベランダに出てみると、ベランダとは逆の廊下の方に消防車が
走っていくので、ボクもあわてて廊下に出てみた。(ここまでは、まだヤジ馬)

すると、隣のマンションの2階の部屋に炎が見えている。
そして次の瞬間に、ボンッと云う音とともに窓ガラスが吹き飛び、炎も噴きだした。
この時点で身の危険を感じ、とにかく家族を起こして避難する用意をするように告げて
状況を見守った。
しばらくすると消防隊の人が来て、延焼の危険があるので避難するようにと告げに回って
きたので、急いで家族を連れて近くの公園に避難する。
実際に寒いと云うこともあるだろうが、自分の家が燃えてしまうのではないかと云う
恐怖感もあり、ガタガタ震えるほど寒かった。

結果的には、爆発から1時間ほどで延焼することもなく鎮火し、家に帰ることができた。


今回も常日頃、まったくと云っていいほどコミュニケーションをとらない隣近所の人と
話をしたり、新しい発見があったりした。やはり非日常的な出来事だからか…
・発見その1
  お隣の奥さんがオメデタ
・発見その2
  2軒隣の部屋には、会社重役風の男性と20歳台前半の美女が二人で住んでいる。
  (かなり濃厚な雰囲気で火事のようすを見ていた…)


そんなことより、とにかく火の用心!!
昨夜も強く感じたが、火を出すとアッと云う間に色々なものを無くしてしまう。

2004/10/18(月) 物騒な世の中
朝刊に、コンビニで雑誌の立ち読み中の態度を注意した人が刺殺されたと云う記事が載っていた。
わりとボクも街中で気になった人がいると注意する方なので、ヒヤッとする記事だ。
今、あたりまえのことを注意する時にも、まず自分の安全を確認してからでないと注意が出来ない時代になってきている。
ほんと、なんの脈略もない行動にでる人が多いから。
たぶんこれも、人の想像力が貧困になったためだとボクは思っている。
家族には「余計なことはするな」と言われてます^_^;
ほんま、気をつけなければ…


【ひとくちメモ】
昨夜、ウチから《赤い月》が見えた。
《赤い月》が見えると天気は下り坂だそうです。
これは、空気中の水蒸気(湿度)の量と関係がある…
詳しくは、あとからねぇ〜

2004/10/14(木) 嗅覚の達人
先日読んだ『日本凡人伝』(猪瀬直樹著)に興味深い事が書かれていた。
この本は、山口百恵に《億ション》を売った不動産会社の社員、ウォークマンを
開発したソニー社員など、12人の“凡人たちの非凡な人生”を著者がインタビュー
して書き起こしたもの。
ちなみに、この本は昭和58年に出版されたものなので、ウォークマンを開発した
黒木さんは今では有名だったりと、ノンフィクションとしての古さは否めないが、
それでも今読んで面白い作品です。

この中でボクが一番印象に残ったのは、「キョーフの臭才感覚」と云うタイトルで
紹介されている、資生堂・香料研修室主任研究員(肩書は当時のもの)の上野山重治さん。この人、肩書からもわかるように嗅覚が鋭く、ソバ屋の天ぷらを揚げる油が古いか新しいかが匂いで判り。魚の鮮度(揚げてあっても)なども匂いで判ると云う。ウィスキーでも、ピュアモルトが多いのか、それともそれに似た香料を多く使ってあるのかが匂いで判るらしい。

その他、面白かったのが各国の匂い。
海外から日本に帰ってきて、空港に降り立った時に魚の匂いがするらしい。
日本の匂いは《魚》だそうな。フランスのパリは《葉巻とチーズ》、ドイツは
《針葉樹》、イギリスは《石炭》と、その国特有の匂いがあるという。
また、あるアメリカ人が、日本のケンタッキー・フライドチキンは魚臭いと言って
いたという。これはニワトリの飼料にイワシなどを使っているからだそうだ。


で、ボクが非常にショックを受けた部分を少し引用してみます。

《 通勤電車で、いつも一緒になる大学の先生がいましてね。「あっ、どうも」なんて
 肩を並べて吊り革につかまって世間話をする仲だったんです。ところがね、ある日、
 妙な臭いがするんです。なんというか、やっぱり、腐敗臭というんでしょうね。
 臭かったんです。それで気にとめてはいたんですけれど。でも、朝の電車はあわた
 だしいですから、「じゃ、また」なんて別れて。それっきりです。
 次の日から、先生の姿を見かけなくなりましたが、さして気にもとめていませんで
 した。ほら、通勤電車って、時間がひとつズレると何日も顔を合わせないことって
 あるでしょ。一ヶ月ほどたって、気になって問い合わせてみたら、亡くなったって
 いうんです。詳しく訊いてみると、あの腐敗臭を感じた直後に入院なさったそうで
 す。胃癌です。もうかなり悪くなっていて、あちこちに転移して手遅れだったよう
 ですけれどね。
  そりゃ厭な気分でしたよ。人の死期がわかってしまうなんて。私の鼻が、無意識
 のうちにキャッチしていたことが、そういうことだったなんてね。仕事を離れても、
 ついて回るんです。いろいろと妙なことが……。》

これを読んだとき、ボクの背中にイヤな汗が流れた。

2004/10/13(水) ボーっとしている今日この頃
階段から落ちた。幸いなことに一段だけ踏み外しただけで済んだが。
一瞬自分でも何が起こったのか判らず、気がつくとコンクリートの床に倒れていた。
どうもその時、コンクリートの床にヒザ蹴りをかましたらしく、左ヒザの辺りが赤く
腫れていて左足が曲がらない。
無理して曲げようとするとヒザに激痛がはしるので、念のため病院に行きレントゲン
を撮って診てもらったが、骨には異常がないとのことでひと安心。
あとは患部をしっかり冷やして炎症を治めるしかないそうだ。
左足を曲げられず、高見盛(ロボット)の様な歩き方をしているので、しばらくすると
ほかのところ(右足・背中・肩など)に負担がかかり、あちこち痛くなるんやろうなぁ……

しかし、なぜ踏み外したのかが判らない。
別に一段だけ高さが違うイビツな階段でもないし。手すりも付いてるし……
目撃者の証言(?)によると、そのとき突然ボクの姿が消えたらしい(苦笑)。
確かに最近、なんかボーっとしてて集中力がないからな。
昨日も、「デカイ虹がでてるな〜」なんて考えながら、ボーっと自転車で走ってたら
あやうくオバちゃんに激突しそうになったし(冷汗)

それとは直接関係ないけど、何年ぶりかの歯痛に悩まされている。
右下奥の歯茎が腫れていて、かなり痛い。
冷たい水はしみないから、たぶん虫歯ではなく肩コリだと思うけど……
ものを食べにくいのがツライ。

直接関係はないけど、どこか深くでつながっているんやろうな。
困ったこってす。ほんま。
細木数子にでも占ってもらうかっ!
「アナタ、地獄に落ちるわよ!」って言われたりして(笑)

2004/10/07(木) 古本市のハシゴ
朝、早く用事を片付けて大阪天満宮でやっている古本市へ行く。
オープンの少し前に着いたが、何だか例年に比べて活気がないように感じる。
1時間少し見てまわり、文庫本3册を買う。 〆て300円也。
何だか物足りないので、はじめは行くつもりのなかった四天王寺へ地下鉄で向かう。
いつもは大阪天満宮と四天王寺の古本市は1日ずらして始まっていたが、なぜか今回は
同じ日に始まった。 まあ、個人的には1日で両方行けるのでいいのだが。

四天王寺の方が大阪天満宮よりも活気がある。 やはりコチラに人が流れていたのか。
コッチの方が参加している店の数が多いからかなぁ。
ここでは2時間半ほど見てまわり、なかなかいい本を3册買うことができた。〆て1800円也。
ウーン、やっぱり四天王寺の方がいい本が多かったなぁ。
でもまあ、買物内容には満足できたのでヨシとしよう!

ベンチに座り少し休んでから、久しぶりに天王寺に行こうと思いつく。
天王寺には長いこと行っていない。 もしかすると1年以上行ってないかも……

四天王寺からJR天王寺駅を目指して歩く。
さすがに谷町と云うだけあって、この辺は上り下りが多い。 あぁしんど……
やっと天王寺駅が見えてきたと思うと、《ブックオフ》を発見!
これは覗かないわけにはいかないでしょう(?)
結局、ここでも文庫本を1册買い脱出する。トホホ……
気がつくと、いい時間になっていたので、お茶を飲む時間も惜しみ古本屋数軒を覗く。

その後、天王寺MIOにあるCDショップ(HMVやったかな?)を覗き、CDを購入し、
環状線に乗り帰路に着く。
しばらく来ないうちに、天王寺も変わっていたなぁ。
また、たまには天王寺にも来よう!


ライブもそうやけど、最近は古本市でも知り合いに会う。
これもまた、古本市に行く楽しみのひとつになってきた。
あ、それと四天王寺で原因不明の悪臭がして、また犬のフンでも
落ちているのかと思ったら、銀杏の実がたくさん落ちていた。
よく見ると、おばさんが一生懸命拾っていた。
これ、茶碗蒸に入れると美味しいのよな。

2004/10/06(水) コンビニとおでんの関係
コンビニに行くのが好きで、べつに何の用もないのに行くことがよくある。
店に入ると、まずは雑誌の立ち読み。 ちょっとエッチな雑誌を……
どうしてか判らないけど、その類の雑誌を本屋では立ち読みしにくいが、コンビニでは
それほど抵抗なく読むことができる。 あっ、でもレジにいるのが若いおねーちゃんだと、
ちょっと気になるかも(それでも読みます)
そうして、ささやかな欲求(?)を満たしたあと(こんなコトで満たすことができる欲求が
哀しい)、何かめぼしいものはないかと店内をぶらぶらし、カロリーの高そうなお菓子
などをみつくろって買う。

しかし、この季節にボクを悩ますのが、店内に充満しているおでんのダシの匂いだ。
店に入った瞬間はいい匂いだけれど、時間がたつとおでんのだし汁に浸かっている
大根のような気分になる(どんな気分や?)
そのときの体調によると、猛烈な匂いに頭がクラクラすることも……
あの匂いに誘われて、思わずおでんを買ってしまうというヒトもいるが、ボクは決して
そんなことはない。 それに買って食べても匂いほど美味しくないし。

2004/10/02(土) リニューアルかっ!?
明日の運動会までに、サモやんとトトロさんのレポートをUPしたいと思い作業を進める。
いつものことだが、作業をしているうちに、あーしてこーしてと考えだすと……
♪も〜どうにも止まらない

今回も、これからも皆さんのレポートを載せられるようにと考え、「なんでもレポート」の
コーナーを作ったので、サモやんの過去のレポートの引越し、ページを戻る時のつながり
など、あれよあれよと云う間に作業工数がふくれあがり、まるでリニューアル作業をするように
時間がかかってしまった。無計画に思いつきでやるからイカンのよな。
まあ、後々のことを考えると、こうしておいた方が良いわけだが……

よくよく考えると、ここのところ自分では何も記事など書いていない。
ほんと、他力本願のサイトになってきてしまったなぁ。
そろそろ自分でも書かないといけないな。
と云っても、ボクは皆さんほど活動的ではないから、ネタがない^_^;
まっ何かあったら、また書きます!

2004/10/01(金) 空に星があるように♪
急ぎの用事があり、自転車に乗り猛スピードでとばしていると、横の道から飛び出してきた
オバちゃん自転車とぶつかりそうになる。
幸いなことに、お互い慌ててブレーキをかけたので、寸前のところでぶつからずにすんだ。
ボクが「すいません」と云うと、そのオバちゃんは「あぁ、コワッ!」と云う言葉を残して
走り去っていった。ステキだ。

そんなこともあった為か、今日は一日中イライラ。
あまりムシャクシャするので、日付が変わる少し前にベランダに出て夜空を眺めていると
流れ星を見ることができた!
流れ星を見るなんて何年ぶりだろうか?
たぶん20年前に行った与論島で見ていらいだろう。
あの時は、すごい数の流れ星を見たなぁ。 あぁ、なつかしい。
よし!これで気持ちよく寝られる。たぶん……


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