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2004/11/05(金)
「地球に優しく」の嘘っぱち
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今の季節、自転車で走るのには最適です。 のんびりと周りの景色を見ながら走るのもいいけど、少しスピードを出し 風を切って走るのもいいです。少し汗が出て心地いいし……
ボクが自動車に乗らず自転車だけで暮らしていると知った人から「それは 地球環境のためですか?」と、たまに訊かれます。でもボクは、そんなこと はまったく考えていません。だって地球(自然)は、そんなに弱っちいモノ ではないから。 そのことは、今年多かった台風による被害を見ても判るし、先日の新潟地方を おそった地震の被害を見ても判ると思います。 そう、自然は無慈悲です。自然の力にかかれば人間なんて、ひとたまりもありません。 最近、よく云われる「地球に優しく」とか「自然に優しい」などという考え方は 人間の思いあがり以外のなんでもないと思います。逆に、そういう考えが地球 環境を、どんどん悪くしていくのではないでしょうか。
地球(宇宙)の歴史と比べると人間の歴史など、ほんの一瞬です。 人間が今この地球で生きているのは、地球の自然環境が人間が生きることの 出来る条件と、たまたま合っていたからです。だから正確に云うと、人間は 地球に生かされているわけです。 長い目で見ると、この先地球環境が人間が生きることのできる条件と合わなく なり、地球上から人間がいなくなる時が必ず来るでしょう。でも、その後には その条件に合った生物が出てくるはずです。それが自然の摂理だと思います。
そういう意味では「地球に優しく」ではなく「人間にとっての、地球に優しく」 と言い換えることが出来るかもわかりません。 といっても、人間も生き続けたいわけですから、自分達にとって都合のいい環境を 保つことに努力をするのは当然だと思います。 でもその為に、今の便利な暮らしを手放したくはない…… 難しい問題です。ほんと。
日頃漠然と考えていることを言語化しようとしたら、なんの宗教や?という感じの 暗い内容になってしまいました^_^; そこのアナタ、引かないで〜(笑)
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