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2004/12/11(土)
忙しい師走にマジで遊ぶ
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ライター南陀楼綾繁さんのトークセッションを観るために阪急六甲まで行ってきた。これは幻堂出版の《幻堂百年祭〜想い出の幻堂年末大謝恩展〜》(http://artrandom.fem.jp/index.htm)という6日間ある妖しいイベントでおこなわれる催し物のうちのヒトツ。メンバーは、ライター・南陀楼綾繁さん×まんが評論家・村上知彦さん×作家・太郎吉野さん(ゲスト)。会場は阪急六甲駅近くにあるギャラリー《アート☆ランダム》。
会場に早く着いたので、まず2階の展示物を見ることに。「幻堂100年の歴史年表」「写真ほか証拠品」などの捏造品(幻堂出版は出来てから100年も経ってませんから)は面白かったし、漫画家・川崎ゆきおさんの原画も興味深かった。しかし、個人的に一番惹かれたのはガリ版印刷機(印刷機といっても原始的なモノです)だった。ナゼかといえば、こう見えてもボクは小学校6年生の時に友達と二入で新聞部を作り、二人して新聞をガリ版で印刷し、全校生徒に配っていたんです。 新聞を作る時は、ナゼか授業を免除してもらい、朝からずっと鉄筆でロウ原紙を切り、印刷機で印刷をするわけです。ときには夜8時過ぎまでかかってやったこともあります(夜の学校は怖いですよー)。ホント、あの頃はのんびりしてたんですよねェ。顧問の先生も熱心だったし。今、小学生に授業も受けさせず夜遅くまで新聞を作らすなんてしたら大問題になるよなぁ……
そして1階で行なわれたトークセッションは、定員20名のところに入りきれないほどの盛況ぶり。始まる前から熱気ムンムンで、ココロなしかビールの匂いもするような…(笑)。話題は、村上さんが編集長をしていた、今は無き「ぷがじゃ」から始まり「ぴあ」「Lマガ」などの情報誌へと流れ、かなりディープな内容となった。村上さんと親しい《中島らも》や《いしいひさいち》の秘話(?)が特に面白かったかな。あと、若手お笑い芸人(今では大物)のことを書き、訴えられる寸前までいった話も面白かった。 このあと、中村よおさんのライブもありイベントはまだ続くのだけど、このあとどうしても行かないといけない所があり、南陀楼さんに挨拶だけして会場をあとにした。
イベント中に会場を見渡して感じたのが、イベントをしているヒト、参加しているヒト、ともに楽しそうだったこと。 いいオトナが忙しい師走に、こうしてマジメに遊んでいるのって、いいなぁと深く思った。ボクもこういうオトナになれるように頑張るぞー!
南陀楼綾繁さんと村上知彦さん
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