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2004/12/02(木)
流行語大賞
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「チョー気持ちいい」が流行語大賞になったらしい。北島選手は「自然に出た言葉がこんなに浸透したことにびっくりしています」と云っているが、これはウソだと思います。ボクは、この言葉を最初に聞いた時に「自分が1着になったら、こう言ってやろう」と、あらかじめ泳ぐ前から考えていたものだと感じました。 どう考えても「チョー気持ちいい」という言葉が泳いだ直後に自然に出てくるとは思えないんですよね。 どうせ五輪から選ぶのなら「気合だー!」にすればよかったのにね。
流行語大賞というのは今年一年の世相を言い表す言葉なんだから、やっぱり「たかが選手が」にするべきだったと思います。 この言葉は野球界に限らず、今の世の中の構造を如実に表している言葉だと思うんです。政治家や経済界のお偉いさん達が、この言葉が表すのと同じニュアンスで《普通に暮らしている人たち》に接しているのではないかと……そう思うわけです。「たかがお前らが」と…… 要するに、この国を動かしている人たちが、《普通に暮らしている人たち》をナメきっているのではないかと感じるんです。今年は特にそう思わせる出来事が多かったし。
でも昨日、AAAのライブで栄昇が「今は世の中が風邪をひいて熱を出し、ふぅふぅ言ってる時なんだ。もう少しおとなしくして我慢していればよくなるから」と云う趣旨のことを言ってました。 ボクは、この言葉を信じて、もう少しだけ我慢していようと思います。もう少しだけ……
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