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2004/06/17(木)
ヒーロー
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「小学校の時のヒーローって誰?」そう言われてしばし考えた。だが、頭のなかには誰も浮かんでこなかった。「カズ……」と言ったが、それはJリーグが開幕したのは中学の時のことだ。そして、たしかに、ブラジル帰り日本人に熱狂してはいたが、自分にとってヒーローと言える存在だっただろうか。 ヒーローをその人のすべてにあこがれる存在と仮定したとする。そうすると、おそらく俺のなかには今までヒーローは存在しない。小学校の時はサッカーとテレビゲームに明け暮れ、読書と言えば作文の宿題の時だけ。もっと本、読んでおきゃよかった……。だから歴史上の人物もほとんど知らない。そしてもちろんヒーローもいなかった。だから、回りにいた人たちのいいところを吸収しようとしていたのかもしれない。それで自分の中にヒーロー像を作ろうとしていたのかもしれない。 ヒーローがいない。何かに我を忘れて熱狂したことはあるか?熱狂しているものを否定されて怒ったことはあるか?おそらくどちらもない。冷静にものごとを見られる、と言えばいい意味なのかもしれないが、なにかに熱狂的になることがないのは寂しい。でも、裏を返せばそういうものを求める気持ちが好奇心になっているのかなと思う。だから、こういう新しい自分を見つけられるような仕事をしたいのだと思う。熱狂できるものを探して……。みなさんにはヒーローはいましたか? 写真は代々木駅前を撮りました。高校3年と浪人時代、通った代ゼミなつかしいな〜。
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