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2004/07/21(水)
男たちの夏
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おっ、今日はかなり早い。とはいえ22時帰りなんだがね……。午前中はあまりの疲れで睡魔と闘うことで精一杯だった。今日早く寝て、明日はしっかりやらないと。 たまには気合い入れて話題を提供しよう。ヨーロッパではかなりの人気がある「ツール・ド・フランス」。フランス1周を自転車で競争するんだけど、今まさに競技の真っ最中。俺が初めて見たのが大学受験で浪人していた5年前だから、ちょうどランス・アームストロングが2連覇した年になるかな。スカパーでもやっているんだけど、さすがにそれを見る元気はなくフジテレビでの深夜の総集編を見ている。しかし、あなどるなかれ、その総集編がおもしろいのよ。 毎日行われるレースのステージ優勝と全部の合計タイムで競う総合優勝。短距離のタイムトライアルや山岳ステージは優勝者に別のポイントが与えられる。トータルでの体力を頭に入れながらの毎日の駆け引きがまずおもしろい。 それから筋書きのないドラマが存在すること。アクシデントで自転車が壊れたり、応援する客にぶつかっての落車など日常茶飯事。その中で、自転車が曲がりながらも根性で挽回する者もいれば、すぐにあきらめてしまうものもいる。 いつだったかな不慮の事故で亡くなった選手がいて、その次の日は追悼の意味を込めてみんなで一団となって走り抜いていた。そんなところもまた魅力のひとつ。 ツールは個人戦ではないチーム戦だ。一番強い選手を他のチームメイトが守って走る。そして、総合トップの選手だけが着られる黄色いジャージ・マイヨジョーヌ。これが今誰がトップかすぐにわかるうえに一人だけ目立ってカッコイイ。 そして最大の魅力はなんと言っても今年、前人未到の6連覇を目指して戦っているランス・アームストロングの存在だろう。とにかく強い。底力がある。そして彼自身、25歳の時にガンにおかされ、そこから奇跡的に復活をとげたという物語もついている。彼はこういう「あの時のつらさに比べたら、山道なんて、長距離のレースだってなんとも思わない」と、「ガンにかかってそれまでの価値観が完全に壊れた。今までつらかったことがたいしたことないと思えるようになった」と言っている。彼の強さはきっとここにあるんだろうな。 ながっ、まぁツール楽しいから見てください。おそらく、全部終わったらフジで総集編やるだろうからさ。決して回し者ではありません。写真はこの前の祭りのみこし。ちょっと田舎のみこしを思い出してしまいました。田舎のみこし(山の上からみこしをぶつけあって戦うのさ。実は見たことないんだけど)も見に行きたいなと思いました。暑いけど、頑張りましょう。
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