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2005/06/07(火)
凄いショック
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今日は、火曜日なので気泡浴の日です。 いつもように!風呂の準備・・・入浴患者さんの服を脱がせて 戻ってきたら服を着せて・・・
そんなとき『急変・・・・・・』って声が廊下からきこえ え?え?え?え?え?何?誰が?どうしたの? 急に、周りがバタバタしはじめて 今朝、風呂にはいると喜んでた患者さんが・・・入浴中に急変らしかったのです。 うちは、回復期リハビリ病棟なので『死』と言う言葉には 無縁とは言わなくても・・・まずないと思ってたので そのオジ〜ちゃんは、少しばかり具合わるくなって 病室に戻ってきたのだ思ってたんです。
そのうち家族さんが来たり・・・なんやかんや! え? Aさんのオジ〜ちゃん風呂場で心停止だったそうで・・・ 昨日まで、元気だったのに(正確には今朝まで…) 初めての経験に・・・凄いショックでした。 トイレも何十回一緒にいったことだろう 着替えも何十回したことだろう 入れ歯も何十回も洗ってあげたし 冗談も言い合ってたし・・・・・・・・家族さんも、いつもきてて 家族さんとも話もよくしたし とにかく・・・泣きそうだったんです。 でも、そんな時でもいつもの仕事はこなさなくてはなりません。 昼近くだったので ロビーで食事を取ってる患者さまを連れて行くと 手間にあるソファーに娘さんと孫娘さんと曾孫さんがいた どうしよ〜どんな顔したら…目をそむけたかったさ が・・・しかし 娘さんが私を見つけ・・・ソファーから立ち上がり駆け寄り私の手握ってきたんです。 思わず…『私、泣きそうなんです。』って言ってしまった。 娘さんが『色々ありがとうね!本当に、優しくしてくれてアリガトウね!おじぃ〜ちゃん大好きだったの優しくて・・・』って私にいってくれたんです。今日に限って…朝、話してないことが悔やまれてまりません。どうか安らかに・・・(*_ _)ペコリ 合掌
帰り明日一緒の休みのナースの和ちゃんと居酒屋へ行ったんだけど 彼女の今日の受け持ち部屋の患者さんの1人が『Aさん』だったらしく 心臓マッサージやなんかしたのが彼女だったの聞きました。 彼女もナース歴は あるものの…死に直面することがかなり少なかったので かなり悲しみ落ち込んでいました。 『人の死まで事務的処理しなくっちゃならないのがイやだよね!』 そんな彼女の言葉に…なんとも複雑な気持ちで一杯だったんです。
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