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2005/01/29(土)
スボ
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天候曇り ちょいと雨 気温10℃ちょい
いよいよ室内繁殖組を始動です 裏庭の冬眠水槽から掬ってみました 青水はやや薄めで上から金魚が視認できます で早速網で金魚を寄せて桶に入れる この時期網ですくって外気に触れさせないほうがいいようだ
最初の1匹はすぐ捕まえられたが網を入れたことで攪拌された沈底物で水が一瞬でにごってしまった そして異臭・・・・ なんとその水槽の底には大量の極太フンがたまっていたのだ これがかき回されたことにより強烈なメタン臭を出している エサ切りのタイミングと最後の水換えのタイミングを誤ったのかも・・・フンが大量に残っています これはいかんです 失敗です ま、今日中にこの水槽の金魚は室内なので気にしない気にしない で、早速室内に移ししばし冬眠してもらいます 気温は10℃前後 この温度で1週間ほど過ごし徐々にヒーターで加熱していくとします 最初のエサやりも1週間後を目安とします 今年の冬はやや暖かく少し浅い冬眠かと思いますが盛ってくれるとありがたいです
さてシーズンが始まる前に少し金魚レベルをあげておきましょう 金魚には欠点を示すいろいろな専門用語があるのです 専門用語のため最初は何のことかわからないことも多いでしょう
まず1回目はスボ尾です 略して「スボ」です この欠点は金魚を上から観察しなくてはわからないです 画像を用意したので早速見てください 左側の金魚がスボです 右側の金魚は正常です 見てのとおり左の金魚は尾がしぼんでしまっています それに比べれると右の金魚が尾ひれがきれいにピンっと開いています やはり金魚は上から見ても横から見てもきれいな尾が魅力です スボでは魅力半減です ペットとして飼うには問題ありませんが観賞するにしてもかなりのマイナスポイントであり 金魚の愛好家を自負する人たちには受け入れられません
さ、画像を見てご自宅の金魚と比較してください あくまで止まったときの金魚の尾です 泳いでいるときはある程度しぼみます そして止まった時に尾ひれがパッと開く金魚がよいとされています スボ尾の金魚ですが私は仔引きのさい小さい内にほとんどハネてしまいます でも時たまいたりするので通信販売ご利用のお客様は注意して画像を見てくださいね スボ尾など欠点のある金魚に関しては「尾イマイチ」「スボ」など表記してありますのでご確認ください 表記のないものは致命的な欠点のない金魚となります
今日の一言 [金魚を購入するときはスボ尾はなるべく避けましょう]
ちなみに左の金魚は三尾で右が四尾です 四尾は中心で尾が分かれているのがわかるでしょうか?通常の品種は三尾より四尾の方がよいとされます 私もなるべく四尾を集めます
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