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2007/09/10(月)
危険薄暮攻撃
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曇り雨 天候不安定ですね
金魚はエサをよく食べます
日に日に大きくなりますね
かわいいもんです
今日は仕事を終わった直後に
出撃です 一か八かの薄暮攻撃です
コクワ狙い
自転車で15分くらいの場所で一昨年開拓した場所ですが
まったく行っていませんでした
1時間ぐらいうろちょとろ回りまして
コクワのオス2をゲットしました
まだ6時ぐらいでちょうど暗くなってきたところでしたので難なく発見しました
樹液についていなくて根っこからクヌギの木をのぼっていくところだったのでしょう
あまり暗くなると怖いのですぐさま帰投です
近所にしてはかなり実績にある場所です
私の愛車は自転車なので戦略的な移動力はありませんが戦術的な機動力 つまり小回りは効きます
これが唯一の私の強みです
これからしばらくは閉店直後の薄暮攻撃を行います
薄暮攻撃は危険なんです
昔は空母からの発艦は晴天の日中と決まっています
飛び立つことは出来ても夜間に空母に着艦するのは非常に困難です
それよりも何よりも夜間の飛行は視界も悪く 目標の敵艦隊まで
到達できるか 到達しても発見できるかわからないのです
戦闘艦ですから豪華客船のようにライトアップされていません
それどころか光が漏れないようにきびしく統制されています
ですから夜間の攻撃は出来ません
そうです 陽が沈むそのひと時を狙った攻撃が薄暮攻撃なのです
ミッドウェイで空母3隻を沈められ 残った飛龍は単艦でアメリカ空母3隻と戦うことになります
生き残った飛龍で指揮を執るのは第二航空戦隊司令の山口少将です
山口少将はすぐに反撃すべく攻撃隊を敵空母に向けて出撃させます
その数 零戦6 99艦爆（99式艦上爆撃機）18機
この攻撃隊は半数以上失いないながらも米空母ヨークタウンに爆弾3発を命中させました
さらに山口少将は攻撃を続けます
零戦6 97艦攻（97式艦上攻撃機）10機
この攻撃隊は友永大尉が指揮するのですが友永機は早朝のミッドウェイ攻撃で燃料タンクを損傷していて「片道の燃料」しか搭載できなかったといわれます
この攻撃隊も果敢に攻撃してヨークタウンに魚雷2発を命中させています
しかしこちらも半分が未帰還機となりました…友永大尉も戦死…
2回の攻撃で飛龍の艦載機は激減ししまいます
零戦10 99艦爆5 97艦攻4 がまともに稼動できる状態になったとされています
山口少将は残った艦載機ですぐに3回目の攻撃をかけると思いきやあまりにも損害が大きいため薄暮攻撃により奇襲を行うことにしたのです
山口少将が2回の攻撃で空母2隻を撃破したものだと勘違いをしていたのです
最初に艦爆隊が爆弾を命中させたヨークタウンは攻撃隊の報告によると「大破炎上」
その後第2時攻撃隊は「無傷の空母」に魚雷を命中させたと報告したためさらに1隻を撃破したものだと勘違いしてしまいました
大破炎上のヨークタウンはアメリカ水兵の高いダメージコントロールで第2時攻撃隊が到着する頃には火災も鎮火し航行可能だったのです そのため日本の攻撃隊は違う空母に攻撃したものだと思い込んでしまったのです
この思い込みによると2隻の空母を撃破したことになり
アメリカ軍の空母はすでに皆無ということになります
日本軍は前の珊瑚海海戦でこのヨークタウンを大破させています
修理に3ヶ月はかかるはずで この海戦には残ったエンタープライズとホーネットの2隻の空母しか出てこないとさらに勘違いしていたのです
当日偵察機から敵空母は3隻と報告されていたのですが
海での艦船の見間違えはよくあることだし事前に敵空母は2隻と予想していたので「2」という数字が頭から離れなかったのではと思います
日本軍はアメリカの空母は2隻でその2隻を撃破したと
しかし実際にはアメリカの空母は3隻で 撃破したのは1隻なのでした・・・いやーな予感がしますよね
結局アメリカの空母の戦闘能力を奪ったもの誤解した第二航空戦隊は損失も激しいためパイロットに休息をとらせ
薄暮を狙って奇襲する作戦になったのです
そのときアメリカの残った空母 エンタープライズ ホーネットの2艦から飛び立った攻撃隊の急降下爆撃により 飛龍被弾
炎上
飛行甲板も大破してもう薄暮攻撃どころではなくなりました
しばらく高速での走行も可能で護衛の駆逐艦から消火活動が行われましたが甲斐なく総員退艦となりました
その後味方の駆逐艦の雷撃で自沈処分されます
山口少将は退艦せず艦と運命をともにしました
総員退去の際に少将旗は降ろされ現在は呉市海事歴史科学館に展示されたり大切に保管されている
ともかく深夜よりも薄暮のほうがいい
この時間は犬の散歩の人が少しいるからね
しかしあいかわらずビビリで墓地の横のコナラの木には近づけませんでした
今日の戦果は コクワオス2 あと3匹ほしい
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