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2008/06/26(木)
らんちゅう黒仔
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天候小雨 水温17度 寒さ感じる
この程度の雨なら問題はない 本日ランチュウの黒仔が100匹ちょっと入荷しています 数えていませんが先方の話だと100以上入るとのこと
ランチュウの黒仔で思うことがよくあるんですが 「目の奇形」が他の品種よりも多く感じます 写真がないのでうまく説明できませんが 黒目の部分が小さいというかつぶれているような感じのものです アニメのキャラクターでたとえるならドラゴンボールのク○リン とかメジャーのコ○リンとか 目玉がゴマ粒のような感じです 上見で飼育まず気がつかない欠点なのでランチュウで多く感じられるだけか それともランチュウに多い奇形なのだろうか
江戸やツガルにおいてもこの目の奇形は他の品種より若干多く出るように感じている 目の不ぞろい(片目つぶれ)などは多い 品種によってさまざまなのだろうか 以下品種特有 当園生産魚の多く出る欠点を列挙しておく
今日選別したサシにおいては背なりの不良はもちろんのこと その他品種よりも「カジビレの欠損」が目立つ カジビレなしということです 上見飼育ではまず気がつかない 早めに横から見て選別しなくてはならない 本日の選別結果は60余匹のうち 8匹のカジビレ完全欠損を発見した 1割以上の高確率で出ている 他の品種でも出るがここまでは出ない
長手 この品種は腹によるが「鱗の並びが悪い」個体が多く出る 通常鱗はきれいに小まめに並ぶのであるが 大きな鱗や小さな鱗が混じったり 鱗の形自体が奇形だったりする 血の濃い金魚に比較的で安い欠陥であると思う 今年はまだ鱗を見れるほど成長していないのでなんともいえないがおそらく多く出るだろう 鱗の不良箇所については 背中部分が最も多く 腹のほうが少ない 上見飼育ではほとんど気にならず見落としがちの欠点であるが水槽飼育においては鱗の並びはとても重要であると思う
ミューズ彩錦における品種特有の欠点は「エラまくれ」であると思う エラまくれにおいては生後2ヶ月程度から徐々に見え始める欠点であり 稚魚期には発見できない 土佐のエラまくれと同じよう感じで出現する エラまくれは飼育環境(水質)という方もいるが水質だけでは片付けられないエラまくれの出現率です なお口の奇形も多い
リンリンにおける不良は「エラの欠損」である エラまくれではないがエラブタ部分が一部なく 中の赤いエラが見えてしまう パール鱗によくみられる症状かと思うが こちらもある程度成長しないと発見しづらい不良だ
竜眼については「背骨の歪み」が多く見られる 横から見ると明らかに背骨がゆがんでいる 肉がついて体と発見しづらいだめ 一番最初の選別で横から見て背骨が曲がっている個体を撥ねてしまう必要がある またなぜかフナ尾率が高い 背骨の歪みにおいては出目水も多く出現する 背びれのない品種のため竜眼よりも多く感じる
挙がればきりがないのでこのあたりしていておきます
画像を貼っておきます 今日のランチュウです
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