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2008/07/06(日)
顕微鏡
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天候晴れ 暑いと体力を奪われます 水温は30度を超える 朝は25度
リンリンの充血がちょっと気になるので 原因究明のため顕微鏡で確認することにする カラムナリスを疑っていたが 見たところダクチロギルスの可能性が高い エラ付近の細胞を取ってみたのだがグニュグニュと伸びたり縮んだりしている 細胞1ミリ程度に3体ほど確認した ダクチロに関しては100倍ほどの顕微鏡で十分その動きを確認できる 私の顕微鏡は100 200 450倍であるが 200倍程度あれば心強い カラムナリスなどは200倍ではイマイチハッキリせず 400倍程度でも見慣れていないと判断しづらい菌である 顕微鏡があっても各々の菌の顕微鏡写真がないと確認できないという欠点がある たいていはネットや図書館の百科事典?で確認できる
トリコジナ キロドネラ ツリガネムシ 白点虫 これらは顕微鏡さえあれば比較的簡単に確認ができようか
最近 魚の症状だけで○○菌などか断定する方が多いが やはり実物を見てから判断しないといけない
しかし菌の名前がわかったからといって治療できるとも限らない 菌の名前がわからずとも症状を見て治療できればそれでいいのだ ベテランとはこういうものであろう 私は自身がなくなると顕微鏡で確認することにする
基本的には原因不明の症状が出来ると エルバ マラカイトグリーン メチレン トリクロルホンによる混同薬浴をよく実施する これで加温すればなお良いのであるが トリクロルホンに関しては高温時の毒性が懸念される薬物である 加温する際はトリクロルホンは避けるべきかもしれない この成分は市販の薬で言うところのマゾテン トロピカルNに含まれている イカリ虫などの寄生虫に特効の薬であるがその他吸虫にも効果がある 観賞用の水槽の場合はほんの少し投与すれば効果が期待できる 経済性にも優れた薬だ
しかし顕微鏡というのは肩が凝りますね 小学生の実験ではよく使ったものですが 私のような小物は理科の実験でもたいした任務を与えられず 暇をもてあましておりましたよ 班の偉い人が顕微鏡のピントを一生懸命合わせたのを 最後にチラッと私も確認させていただく程度でございます 今はマイ顕微鏡があるので使い放題ですが 理科の実験を思い出すとやる気を失いますね
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