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2005/03/24(木)
アッラーの世界
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あまりにもグダグダしているのもアレかな、と思い、語学に走ってみました。 長年、別段語学が得意というわけでもないのに手当たり次第、中国語、フランス語、ロシア語…と手を出してきたのですが(ちなみにどれも中途半端)、まだ未トライの分野がありました。 そう、それは中東! 欧州ドイツにおいて散々コーラン云々と友人達に聞かされた私が次にやらねばならないのはアラビア語以外にありません。
というわけで意気揚々と「アラビア語が面白いほど身に付く」らしい本を開いてみたのですが…。 …うーん、分かってはいたのですが、やっぱりこの文字、テキトーに落書きしたような字にしか見えない。ていうかどれも同じ文字にしか見えない…! そういえば今までは一応文字は読める程度の言語しかターゲットにしてこなかったのでこれは大変。嫌な予感です。 しかしまず文字を覚えないことには何も始まらないのでとりあえず30文字を覚えることに。
…と覚えていったのですがそこにまた次なる嫌な疑問が…。
うーん、さっきから明らかに子音しかない……。これはもしや…。
嫌な予感的中です。最初に出てくるアリフ以外は全て子音…!!? ナンテコッタ・パンナコッタ。「語に付属する発音記号を元に読む」とか書いてあるけど、この本にすら、発音記号が振ってある単語が少ない…。なんだコレは!?ヘブライ語と一緒じゃないか。 まぁつまりこの発音記号というのは日本語でいう漢字の読み仮名みたいな感じなのだろう…。 何かもう、この事実を知っただけで挫折気味の私。先が見えない感じがひしひしだ…。
しかしこんなに早く挫折したら今後の人生も危うそうなので続けてみると…また何か更に嫌な予感が…。
うわぁ…「h」の音が三つあるよ…。
日本人が最も苦手とする「h」音。実は日本語って厳密に言うと、英語などの言語の「h」音って無いんですよね。喉奥から出す音なのですが、私もあまり得意ではありません。 が…何?!三つもあるの!? しかも付属のCDで音を聞いてもその三つは同じ音にしか聞こえません。なんたること!これは困った。 特に何をどうして発音しているのかすらもよく分からない「て」みたいな文字のはもうお手上げです。 実はこの音はドイツにいた時、某イラクの人に散々練習させられた(理由:自分の名前の頭文字だから)のですがついに出せなかったといういわくつきの音です。
そういうわけで初歩の段階で既につまづきをみせているアラビア語ですが、一体いつまで続くのか自分でもとても心配です。
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