普魯西日記
−ときめき☆プロイセンダディダ−
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2005/01/27(木) 中世キリスト教世界
毎週木曜日はザ☆マニヤック中世史の講義があるのですが、今回のテーマは久々に大ヒットでした。
『中世のBussbuecher(贖罪書)』。講義が始まっていきなり「Busse」とかいう見知らぬ単語が出てドッキリでした。
一瞬「Busbuecher」(バス書)かと思ってしまいましたよ。てか「贖罪」なんて単語知りませんって。

出だしからこんな感じでしたので、内容ももうマニヤック単語ラッシュ。
「蛮行」やら「(聖職者ではない一般の)平信徒」やら「性的不道徳」やら、和独で引いたら間違いなく見つけられない単語の嵐でございました。
あ、「Inzest(近親相姦)」は分かったかな!分かってしまった自分がイヤですが。でもこれって英語と一緒じゃなかったかな。(現在英語に激しく自信がないので何とも言えませんが)
ちなみに近親相姦は7年以内の贖罪が必要だそうです。
他にも「同性愛」やら「獣姦」やら危ない単語が一杯☆
講義に来ていた皆さんも苦笑いながらの進行でした。

とにかく中世はキリスト教が絶対的な力を持つ中で、性的な事柄が全て厳しく禁止されていた模様です。
酷いと、男の人が女の人の体に触ったり話しかけたりするのも「軽罪」として贖罪を受けなければならなかったりで、何だか大変そうな感じです。
まぁ贖罪もパンと水だけの断食贖罪とか色々あったそうなので、どれだけ辛いのかはちょっと分からないのですが。

そんな背景があってこそ、性に対してフランクすぎる現代ヨーロッパがあるわけなんですね。
…そんなこんなでヨーロッパはやっぱり異文化だなぁと思った私でした。


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