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2006/06/09(金)
アリアの二人は吹替…Σ(゜д゜lll)
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※ネタバレしてる箇所があります。ご注意下さい。
映画見てきました。いや、残念ながらデスノではありませんよ(笑) 前回の日記でお話ししたとおり、知人レベルの先輩たちと映画に行ってきました。コレです↓ http://www.herald.co.jp/official/aria/
とりあえず出演してる俳優陣が豪華でした。うん、それが一番印象的だった所かな…。 内容は…どうなんだろう、仏映画だからもっとシュールな感じなのかと思ったら、ハリウッドが作ったんじゃないの?レベルの娯楽映画で大変ガッカリでしたよ。 まぁドイツ語沢山聞けたのは良かったですけどもね!ドイツ語は軍隊モノが一番映えますね…!
しかしダイアン・クルーガーって『ナショナル・トレジャー』観たときは勝手にドイツ系アメリカ人なんだと思ってたけど普通にドイツ人だったのね。正直映画ではこの人が一番いらん存在でした。(私的に) 戦場に女は要りません。つーかベンノ・フュルマンとの絡みがキモイよ…!ダイアン、映画に旦那も出てるのに何やってるんだ…!? ああ、その旦那、ギョーム・カネはなんか男前でしたよ。『ヴィドック』の時は何も思わなかったけどこの映画では一番光ってました。 むしろ私はダニエルに突っ込みたい。あのオッシー(東独出身者)らしい田舎者だったキミは一体どこへ…!?髭似合ってないよ…!
とにかく私の中では主要ポイントだと思われるアリアのバカップルが一番要らない感じだったのですが、隣で観ていた先輩は「二人の愛に感動しちゃった」とか言っていたので、ひょっとしたら普通の人はこの辺で感動するのかもしれません。 うーん、やっぱいつも映画は突っ込みドコロを探して観てるから感受性がずれているのだろうか…。
ちなみに今回の映画のツッコミドコロは何と言ってもスコットランド軍の兄弟でした。 おにーたんが死んじゃった時は弟、もう大泣きで死体にキスしまくり、さらに後半ではおにーたんの死体と添い寝。なんか色々良いものを見させて頂きました…。びびった。とにかくびびった。 能條漫画のような展開になんか兄弟愛以上のものを見た気がします。 一瞬グリム兄弟!?とかあんぽんたんな思いが過ぎりましたよ。 (※グリム兄弟は童話だけでなく、一歩手前な兄弟愛を育んだことでもとても有名。)
そうそう、あと映画見てるときどうしても誰だったか思い出せなかった神父さま、あれは『リトルダンサー』のパパでしたね…!サイト見て思い出しました。 いやー、だって『リトルダンサー』はなによりもあの可愛い男の子が、 あの白鳥の役をやるなんて…!(白目) という衝撃のラストの印象しかなかったんで…いや、この映画好きなんですけどね…。 ついでに言うとマシュー・ボーンのアレもテレビで観ました…フジョシ的には大興奮でしたが、あの話はどうなんですか?いいんですか…?!
というわけで全然映画そのものに関して触れてない感じですけど…そうですね、強いて感想を言うなれば、これが実話に基づいた話でなければホント「ハァ?」な展開でした。というか脚色がかなりわざとらしくてアレだった気も…。 前線での戦いに疲れ果ててテンションおかしくなってヒャホーイな話の筋は悪くないと思うのですが、やっぱこれの後のことを考えると気が沈みますね。 てか僕としてはこの映画を観た直後に『ジョニーは戦場へ行った』とかそういうのを観るととても良いと思うんだな。 いやぁ、だってこの映画の舞台は1914年、戦争は後4年も続きますからね…。 この頃なんて第一次大戦の特徴である毒ガスやら戦車やらなんてまだ出て来てないんじゃないですか?悪く言えば余裕かましてる辺りですよね…。 もうダニエル(ドイツ兵)の「この戦争はドイツが勝つんだぜ」とかそういう台詞がとても哀しいです。
ああ、戦争は負けてはいけませんね…(結論はそっちか!?) Lebe Wohl! Unser Kaiser! 皇帝万歳! …接続法第一式の文章は滅多に使わないのでドキドキします。
※WEB拍手返信は明日します。
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