普魯西日記
−ときめき☆プロイセンダディダ−
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2005/04/13(水) 美しさは罪〜♪
前回の日記でははなんかちょっとリベラル(?)な感じなコメントを飛ばしてましたね。うさんですなぁ。

「うさん(胡散)」で思い出しましたが、古文ではたまーに出て来た単語ですけど、現代語では殆ど使われないのは何故でしょうかね?「胡散臭い」はよく使いますが。
ところで古文ってやっていて何か将来役に立つんでしょうか…?いや、別に古文嫌いではなかった…っていうかラヴでしたけどね!
古文の品詞分解とか大好きでした。いぬきが雀の子を逃がしちゃったの☆(ネタがマニヤすぎです。)

そういえば『パタリロ源氏物語』の続きはいつ出るんですかね?楽しみです。
本誌で確認していないのですが、紫の上はマライヒで決まりなのでしょうか?登場の暁には是非上の台詞を言って頂きたいものです。
私の予想では、最終的に紫の上に子供が出来ないことを考慮して、「体が弱くて女として育てられた男の子」という設定になるに違いないと思っているのですがどうですか、魔夜先生。
しかしそんなことを考えていると六条御息所とか明石の君とかどうなるのかも色々気になってきたりです。オリキャラになるのかな?

個人的には六条御息所はパタリロのお母さん辺りにやって欲しかったりするのですが、お母さんは本編であんな末路を辿ってしまったのでもう出てこれなくなってしまったのでしょうか…。

※パタリロのお母さんはバンコラン少佐に惚れてしまってマライヒにイヤガラセした上媚薬かなんかでバンコランを寝取ったりしてました。以来お母さんは出て来ません……。このビックリ展開、パタリロ読んだ人の中でどれだけ覚えているでしょうかね…?
この辺りはもうアニメが終了していた頃みたいだったのでアニメにはなりませんでしたが、私としては是非この辺りまでやってほしかったなぁと思ったり思わなかったり。昼メロ展開万歳です。
いやぁ、でも『霧のロンドンエアポート』の回もちゃんとやったぐらいだからもし放送されても今更だし大丈夫だったと思いますけどねぇ。
ていうか『霧の〜』の後編で、始まって早々いきなりマライヒが裸(それだけじゃないですけど勿論)で登場っていうのは19:00のテレビ枠史上類を見ない挑戦だったと今でも思います。

…なんか気付いたら濃塩酸のように濃いパタリロの話に…というのも『砂の城』の後はどっぷりパタリロに走ってしまったのですよ。
え?卒論?ワッターユートーキナバウト?

2005/04/11(月) 人生、それは砂の城 byナタリー
テレビもネットも反日ニュース、嫌中・嫌韓コメントやらで溢れていて、見ていて不愉快なので今日はどっぷり『砂の城』(漫画)に溺れていました。
いや、勿論この事件に関して言いたいことは沢山あるのですが、言い出したら止まらないのは明白なので敢えて言及しません。

ただ、私の個人的体験から一つだけ言わせて貰うと、中国人も色々なタイプの人がいます。
日本をあそこまで激しく嫌っているのは中共の狂った歴史を習った一人っ子政策後の若い世代の人が殆どだと思います。
それより上の世代の人は割と冷静なのではないかと。
あと、中国本土以外で育った人は若い人でも、おそらく違う歴史観を持っている印象でした。
まぁとにかくはっきりとしているのは、如何に教育が人間にとって大事か、ということでしょうね。

そんなことより『砂の城』ですよ。
久々に読み返してみたのですが、もうあまりにもすごい展開で笑ってしまいました。
「悲劇と喜劇は紙一重」ということを如実に表した作品だと思います。最高です。
つーかナタリー不幸に浸りすぎです。好き勝手しすぎですよ。
金髪のフランシスの方も子供時代はなかなか可愛らしくて良かったのに、突然キモイだけの男になってしまうし。年月は恐ろしいものですね。
というわけで私があの作品で好きなのはロベール編集長あたりでしょうか。ああいうさりげなく人生狂わされてる人、好きです。
ていうか嫌なのはダントツでナタリーとフランシスなのでそれ以外の人は基本的に好きです。
しかしこれ日本人に置き換えられて昼メロになっていたような気がするのですが…なんかちょっと見てみたくなってきてしまいましたよ。

2005/04/10(日) 携帯と桜
周りから散々せっつかれていた気がしましたが、ようやく携帯電話購入しました。
やー、最近の携帯電話というものは進んでいるんだね!何て美しいカラー画面!!カメラやらムービーやらも付いてるよ!?着信音も単音じゃないよ!?ていうかそもそも折りたたみだよ!?
…なんかただの田舎者になってしまいました。
いやぁ、だけどホントに日本の携帯は綺麗なんだね。僕はびっくりだよ。僕の持っていたかの携帯なんて100円ラムネとかのオマケなんじゃないの?
箱を開けたときプラモ状態(つまり組み立て式)で入っていた辺りが何だかそれっぽいです。
(ちなみに持っていた携帯の画像はこちら↓)
http://www.sonnerie-portable.org/sonnerie_siemens_a55.htm
こんなに色があったとは…!?私が買ったときは紺色だけだったのに!色が選べたなら…うーん…でもどれもイマイチだな…

そういえばドイツでは折りたたみがやたら不人気だったけど(私の記憶ではサムソンぐらいしか出してなかったような)あれは何でだったんだろう?
折りたたみの方が絶対使いやすいと思うのですが。

さて、今日は携帯を買って子供のようにドキドキした後は明日からの雨で散ってしまうだろうと思われる家の近くの桜並木を見に行きましたよ。
川沿いにざらーっと咲き乱れる桜はやっぱり死体が埋まってい…いえいえ綺麗でございました。

今日とても勉強になったこと:防空壕では火の元厳禁。

2005/04/07(木) 手紙
しまった。日記を放置してました。別に忙しかったわけでもないんですが。

そういえばドレスデンでお世話になったおばあさんから手紙が来ました。

…よ、読めない…。

いや、読めないって程でもないんですが、読むのに時間がかかりました。
ドイツ語の先生だったらしいので字は綺麗な方だと思うのですが、いわゆる「達筆すぎて読めない」というやつですね。
私の実の祖母がドイツにいたとき送ってくれた手紙もそんな感じでした。この時代の人は万国共通なのでしょうかね。
ちなみに、ドイツ人で字の綺麗な人はめったにいません。講義の時黒板がアラビア文字のようでびっくりでした。

おばあさんが送ってくれた手紙はこんな感じです。↓
推測するに、
「Noch einmal vielen Dank und liebe Gruesse」
と書いてあるんだと思いますが…Dankのあたりが怪しい…違ってたらすみませんおばあさん…。

2005/04/03(日) 暇なときは日記も長文
12月25日の日記で何となく予想していた通りになってしまいました…。深くご冥福を申し上げます。

ところで、ふと気になったことなのですが、「法王」と「教皇」はどう違うんでしょうか。
辞書を引くとまぁ基本的には同じ意味なのですが、「カトリック中央協議会」というところのHPによると、教会側は「教皇」を用い、報道機関は「法王」を用いているようですね。
私としてはどちらでも良いとは思うのですが、歴史の教科書では「ローマ教皇」と表記しているので、混同しないためにも「教皇」に統一してもいいかと思います。

このことについて調べるために歴史の資料集とか見ていたら何か色々楽しくなってきました。
資料集といえば、私のダントツお奨めは浜●書店ですね。
殆どの学校で使われる▲川出版とははっきり言ってスタンスが全然違います。
ていうか正直浜●の資料集だけ読んで歴史の試験(特にセンター)受けたら絶対落ちます
どう考えても制作者たちが楽しんで作ってるとしか思えないほど無駄知識一杯。
各テーマごとにコラムがあるのですが、『ブレーメンの音楽隊が目指した音楽隊もギルドの一つ』やら『ミケランジェロは天井画を描く際、目に絵の具が入って視力を落とした』など、とりわけ歴史で大学受験をしようと目論む生徒にとっては心底どうでもいいトリビアが目白押し。
『ヴァイキング(ブッフェ式の料理)の起源』のコラムに至っては、結論が「しかしヴァイキングという名称は日本人が考えたもので、海賊(ノルマン人)とは全く関係ない」とかで締められていてもはや華麗につっこむ隙すら与えません。

ちなみにここの出版社の倫理資料集は、一応マトモに解説がありますが、その端々に、どう考えてもふざけて描いたとしか思えない思想家の似顔絵(しかもしょうもないセリフ入り)などが描かれていてそれもまたあなどれません。
親鸞のページなんか親鸞の似顔絵は「念仏〜」とかって唱えてますよ。…ギャグマンガですか。

しかしながら、暇つぶしに読むには大変良い資料集ですので、まだ●島書店の洗礼を受けていない方がいらっしゃたら是非一度どうぞ。
そうそう、私の体験談を少し交えますと、ドイツで友達に日本の歴史資料集を見せたところ、全ページカラーでしかも絵ばっかりなところにびっくりされてしまいました。
どうやらドイツをはじめ、外国では日本のような楽しげな資料集は歴史の授業で使われていないようです。
ドイツで「歴史専攻」と言うと必ずびっくりされた理由が少しわかった気がしました。

2005/04/01(金) 歴史マニヤとして一言
早いものでもう4月に突入ですね。入社式を迎えられた方、おめでとうございます。

さて、そんな清々しい日の日記としてはいまいちそぐわない話になるのですが、話すこともないので。
最近私はネットにある小論文(といっても2ページ程度に収まる簡単なものですが)などを読むのが趣味です。
私は基本的に歴史好きなため、自然と読むものもそういった類のものになってきます。
さらに、私が特に好きというかもう大好きというかとにかくキティ一歩手前まで真剣に調べたいと思っているのはSYOWA前半期でして、もう今年は60周年ということもあり私のNHKドキュメンタリに対する期待は生半可なものではありません。
そう、NHK、今年はきっと今までのドキュメンタリなど比ではない最高傑作を放送してくれると信じているのですが、どうなるでしょうか。
ていうかNHK、一昨年やった『昭和の戦争と平和』のDVDを早く出して下さい。シルブプレー。

…なんかいつもの如く話がずれてしまいましたが、そうそう話題はネットの小論文についてでした。
もう100は読んだと思うのですが、これがもうどれもなかなか面白いのですよ。
私は従来から続いてきた中高の歴史指導に対して基本的に懐疑的な人間です…というかぶっちゃけいわゆる「自虐史観」にうんざりなタイプです。
昔は純粋に教えられた「歴史」を真摯に受け止めていたものでしたが、一度外国に出たからでしょうか、最近はそんな日本の教育態度にいらだちを覚えるようになりました。
…などと書くと「オマエ何様だ」ですが、いや、でも私の体験から言わせて貰うと、他国はもっといい根性した歴史教育してますよ?
ていうかそれは隣の…ゲフンゲフン!

まぁ「東京裁判は国際法に違法していた」とか「日韓併合がなかったらかの国はソ連になってもっと大変なことになっていた」などということを今更主張してみても遅きに失しているのですが、それでも間違ったことを盲信しているよりは良いのではないかと思います。
とりあえず根拠の薄い「百人斬り」や「三光作戦」を教える先生はどうかしていると思います。
…まぁ私も教えられた一人ですが。それでもその先生は色んな意味で好きでしたよ?
江戸時代を教える際、実物大の「千歯こき」の模型を持ってきた上、テストで更にその絵を描かせるなどといった、良かれ悪しかれ歴史を愛する人だったと思います…。

結局、歴史というのは各々の国で見解の相違があるのは当然のことですから、安易にそういった話を国外で持ち出してはならないということをよく私達は肝に銘じておかなくてはなりません。
さらに、それ以前の問題として、自国の歴史観ぐらいはしっかり持っておくべきなんじゃないかな、と思っています。

…今日は私、こんな真面目なこと言うなんて、どうしたんでしょうか。
しかも卒論のテーマからも遙かにかけ離れてる話ですしね…中世からもドイツからも遠いですね……。


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