普魯西日記
−ときめき☆プロイセンダディダ−
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2004/10/29(金) Der Untergang
昨日映画『Der Untergang(日没/滅亡)』を見に行きました。
http://www.deruntergang-special.film.de/

ずっと見たいと思っていた映画だったので見れて大満足です。
いやー、やっぱりドイツといったら第三帝国ですよね!!(うわぁ、ついに本音出ちゃったよ…)
とにかく演じている役者さんたちがみんな実物にそっくりなところが良いです。
ゲッベルスは微妙なところですが、ヒトラーはやっぱり写真の通りですよ。チョビ髭ですよ。七三分けですよ!
エヴァ・ブラウンはちょっと老けすぎかな?でも良い感じにすれていて素敵でした。
公式サイトの「DARSTELLER」「HINTER DEN KULISSEN」等をクリックすると出演者の方々が見れますので是非一度ご覧下さいな。
※TRAILERで予告編が見れます。

さて、内容なのですが、第二次大戦末期、陥落直前のベルリンでのヒトラーとその周りの人々の最期を、ヒトラーの秘書を軸に描いた歴史ものです。
さすがドイツ人が作ったドイツ映画というだけあって、史実はバッチリ。ドイツ語なドイツ人です。
いや、当たり前の話なんですがハリウッドものだと普通に英語じゃないですか。だから見ていてとてもリアルでした。

更に言えばドイツが悪でない戦争映画は日本人として見ていて安心します。
大抵第二次大戦もののドイツは酷い扱いですからね!『戦場のピアニスト』なんか色んな意味でどうしようでした。
その点これはドイツ人のためのドイツ映画ですから、とっても退廃的です。
次々と自殺を図って死んでいく兵士・ナチ幹部やその家族たちのひたすらもの悲しいストーリーはなかなか他では見れるものではありません。
ゲッベルスの家族が…悲しすぎる…うわーぁぁん。
その辺り、日本の戦争映画やドキュメントとすごくシンクロしているなぁと思いました。ザ・退廃美。
やっぱり敗戦国の抱いている思いは一緒なのだね!
ヒトラー・ユーゲントの「最後の一人まで戦うのです」というどこかの国でも聞いたような台詞にドッキリです。

それにしてもこの映画を見て痛感しましたが、ドイツ語って、怒鳴っているときが一番ドイツ語らしいよね…!
ヒトラーなんか怒鳴ってばっかりでしたよ。さっぱり聞き取れませんでした。

とにもかくにも、久々にヒットな映画でありました。

2004/10/28(木) アンティクリスト☆ズーペアステルン(ドイツ語風に)
ずっと書き忘れていたのですが、買ったんですよアレを。
そう、これですよ。
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/marilyn_manson/

まぁぶっちゃけ、彼が完全にヴィジュアルバンド化してしまったメカニカル・アニマルズ以後はそんなに好きではなくなったのですが、歴代PV欲しさに買ってしまいましたよ。
ああ…私の長年求めていた『Long Hard Road Out Of Hell』のプ…PVが…っ!!
アルバム入りしなかった曲だけに嬉しかったです。いや全く。
マリリンのマドンナチックな美しさにドッキリです。
ていうかこれは完全に『Frozen』のマドンナのマネッコですよね!?私はそう信じてますよ。
しかし歴代PV網羅とか銘打つなら、どうせなら『Antichrist Superstar』のナチバージョンも入れて欲しかったなぁなどと贅沢を言ってみます。

そういえばこれ、日本ではデラックス版とかも出てるらしいじゃないですか。うーん、それもちょっと欲しかったかもしれない。
ちなみにこちらではDVD付きでないCDも売っていたのですが、DVD付きのと3ユーロしか違わないことにびっくり。っていうかそれを買う人はいるのか?まぁ個人の自由だとは思いますけど。
つまりDVDは3ユーロってことか。うわぁ、安い。

ともあれ真夜中に『(s)Aint』のPVを見ておかしな気分になってしまった私でした。
血まみれだぁー…ドラッグだぁ…ジーコーイだー…うわぁぁ…。
さすが“ADVISORY”指定なだけあるね!!(それはいつものことですが)

さーて、日記も書いたところでこれから映画を見に行って参ろうかと思います☆
今日の日記、マリリンを知らない人おいてけぼりでごめんなさい。

2004/10/27(水) とにかく寒いです
今日は朝から濃い霧で大変でした。お昼頃までずっと霧。
いよいよ北ドイツらしくなってきたこの頃です。
ドイツは木が多いのでこの時期は落ち葉で道が埋め尽くされます。街全体がゴールデン。
素敵な感じで良いのですが、この後この落ち葉はどうするんだろうとか素朴に疑問です。

大学も2週間目なのですが、特にめぼしいことはなかったです。
とにかく人いっぱいすぎ。
学食とか混みすぎで大変なことになっています。
教室も人が一杯で私は時間ちょっとすぎに行ったら思ったとおり座れなくて床に座って講義受けましたとも。
今度からは早く行こうと思っています…。

最近面白いこともないので明日は映画にでも行ってこようかと思っています。
そう、噂のアレを…。ジーク・ハイ…(以下自主規制)

2004/10/25(月) 浮かれ気分で
移動遊園地「フライ・マルクト」に行ってきました。
しっかし休日ということもあってすごい人。
普段なら閑散としている日曜の街にこんなにドイツ人がいるなんてアンビリバボーな感じでした。
写真を撮ってこようかと思ったのですが素で忘れていました…すみませぬ。
機会があったら撮ってきます。

そうそう、お祭りの楽しい雰囲気に乗せられて、冬空だというのに思わずアイスなぞを食べてしまいました。
寒かったけど美味しかったーヨ。大満足です。
さらに広場には中世の市場を模したブースなんかも設けられていてドッキリ★
お店の人がなにやら中世な服装でものを売ったりしていましたよ。
これは私をそそのかすドイツ人の作戦なのかと一瞬思ったりです。
ああ、それにしても日が落ちるのが早くなりましたね。
夏は10時過ぎまで明るかったのに…がくり。

2004/10/23(土) 雨にも負けずにハンブルク。
今日はあいにくのお天気にもかかわらず張り切ってハンブルクまで脚を伸ばしてお買い物に行ってきました。
しかしドイツってどの街にも同じようなお店しかなくってがっかりです。
さらに、暖かめな服が欲しかったので物色したのですが…なんて言うかどの店も同じデザインの服しか売ってないのは一体何故なのでしょうか。
これはギルドですか?そうなんですか!?
ドイツ人はヨーロッパの中でも服のセンスが最悪というのはもはや通説なので致し方ないのですが、もうちょっとなんとかならないものでしょうか。

数少ない種類の中からいけそうな服を選んだあとは本屋さんでまったり。
『聖伝』と『CLAMP学園探偵団』の2巻が同時発売。ついでに『ふたりえっち』の13巻も新発刊です。
迦陵頻伽ちゃんはやっぱり安直に「Karyo-binga」とかでした。
2巻は迦楼羅王のシスコンっぷりが光ってますね!(?)
乾闥婆王も素敵でした。彼女の行く末がドイツ人にどう読まれるのか微妙に気になるところです。

そうそう、新刊といえばあの日本人なら誰もが知っているというトラウマ漫画・はだしの少年の話がついにドイツ上陸ですよ。びっくりしました。
しかもワイド版。なんだか翻訳ボランティアの方々の並々ならぬ怨…執念を感じさせました。
ちなみに私は残念ながら日本語版の方も未読であります。
ともあれ、ドイツの子供たちにもトラウマを植え付ける日本の計画は着実に進行している模様です。

2004/10/22(金) マイナー路線で
辛い辛いといいつつ昨日の夕飯はたっぷりキムチご飯とキムチラーメンだったり。
ここ2日でアジアな辛さを堪能しました。

「ヨーロッパ中世」という講義を取りました。
最初教室に入ったとき、中に5,6人しかいなくてどうしようかと思いましたが、先生が来る頃には20人以上になってて良かったです。まぁそれでも少ないと言えば少ないですが。
人数的にこれってなんかゼミっぽいなぁ…と思っていたら、内容もかつて私が日本で受けていたマニヤック中世ゼミとほとんど一緒じゃないですか。
講義概要も「メロヴィング朝とカロリング朝の比較」とか書いてありますですよ。うわーい。
先生のお薦め本も『500年以降のキリスト教化の波(意訳)』とかで、もう…マニヤックすぎてたまりません。
ドイツ語でまくしたてられるめくるめくゲルマンの世界がそこにはありました。

…何だか久々に真面目な大学生ぽいことを書いた気がします。
後期は頑張る予定なんだぞ★

2004/10/20(水) 麻の服を着たお婆さんの豆腐
日本は季節はずれの台風で大変な模様ですが、こちらは順調に北ドイツの鬱々しい曇天&小雨ですがすがしい感じです。

私の住むアパートの近くには風車があるのですが、私はまだ一度もこの風車が回っているのにお目にかかったことがありませんでした。
が。

うわー!!今日は何か知らんけど回ってるよ!!
しかもあれはどう考えても単なるレプリカ(いや、昔は使っていたのかもしれませんがね)なのに回ってるー!!!

久々にテンションの高くなった一日でした。
そんな私が今日取った講義は『イスラムとヨーロッパの歴史』。
何故かどう見ても学生さんではないおっちゃんおばさんが過半数だったのは気のせいでしょうか。
隣のドイツ人学生さんの話によると、聴講する一般の人らしいのですが…そういうのが安易に認められるドイツの大学はちょっと素敵かもしれないと思いました。

ところで前にアジアショップで買った「麻婆豆腐の素」を使って今食しているところなのですが…か、辛っっっっっ!!
あり得ない…この辛さ。
それとも私が調理法を間違ったのか?これは水か片栗粉で薄めて使うものなのか?
(=中国語の調理法説明が読めなかった)
さすが四川から直輸入してきたブツだけあります。
中国はこれだからあなどれません。

2004/10/18(月) 大学始動です
ようやく長かった夏休み(だったのか…?この休みは)が終わり、大学が始まりました。
そんなわけでわたくしも張り切って大学へ出かけていったのですが。
ひ…人が多すぎだよママン!!
何ですか、このあり得ない人の数は。新学期だからですか?やっぱり。
講義とかも人が多すぎで教室に入りきらなかったりで大変なことになってます。
まぁあと数週間すれば瞬く間に人は減っていくと思われますが、とりあえず初日の人の多さにかなりやる気が削がれた私でありました。

しかしながら大学が始まったおかげでようやく家ネットが繋がりました。
何故大学が始まるとネットが繋がるのかという因果関係についてはもはや何もコメントしたくありませんので各自でひっそりとお考え下さい。

2004/10/17(日) フライ☆マルクト(移動遊園地)
気が付いたら中央駅に移動遊園地が来てました。
移動遊園地、日本ではあまりメジャーなものではありませんが、こっちでは結構普通に来ます。
私の街は年二回、今の時期と4月の復活祭辺りに来るのですが、これがまたなかなか楽しい感じなのですよ。
何てったって観覧車やらジェットコースターやらが何の支柱も無しに普通にあのヨーロッパ独特の煉瓦敷き(というのが正しい表現なのか疑問ですが)の土壌の上にちょっと固定されてるぐらいのスチャラカ安全度です。違う意味でスリリングすぎます。
まぁそれでも私は乗りますけどね!

残念ながらまだ中をぐるっと回っただけで乗り物未トライなのですが、是非お祭りが終わる前にはっちゃけたいと思っています。

2004/10/15(金) 金曜日は魚の日
今日からラマダーン(断食月)が始まりましたね!
そんなわけで私は初めてラマダーン開始の儀式とかお祈りとかばっちり見ちゃったわけで、なんだか色々複雑です。

さて、それとはあまり関係ありませんが、またどこぞのイラク人が独り暮らしのくせに冷凍鯖2キロとか買ってきちゃったので(一体何を考えているのでしょうか)、今日の夕飯はドイツの習慣にのっとって久々にお魚でした。
※ドイツ(多分西ヨーロッパ全体)では金曜日は肉を食べない習慣があり、金曜は大抵学食では魚料理が出ます。

そういえば鯖といえば、こちらには『GEISYA』というトマト漬けされた鯖の缶詰があります。
何故にそんな名前が付いているのかは不明ですが、これが思ったよりも美味しくて、いいかんじです。
もしどこかでこの缶詰を見かけたら一度おためしあれ。
日本人が知らない日本を楽しめます。

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