普魯西日記
−ときめき☆プロイセンダディダ−
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2007/12/02 ついに
2007/11/16 PCが死にかけ…
2007/11/14 この漫画がまさに僕の永遠になったよ・・・
2007/11/06 ニ・ニ・ニーチェかサルトルか
2007/11/02 蟻地獄の中で砂を掻きつつ

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2007/11/16(金) PCが死にかけ…
すみません…パソコンの調子がおかしくてメールのお返事やら拍手のお返事やらなにやら滞っております。
なので久々に某国で使っていたノートパソコンを引っ張り出してネットにつないでみたのですが…
2年ほど使ってなかったので中身が古すぎて上手く動きません。アイゴー!
FLASH Playerが作動しない…新しいのも上手くインストール出来ないんですが。
ノーパソほったらかしのツケが…がくり。

中身を整える作業が終わるまで、それらのお返事の方は今しばらくお待ちください。
週末にはお返事できると思いますので〜

2007/11/14(水) この漫画がまさに僕の永遠になったよ・・・
パソコンがご機嫌斜めで起動しなくなりました・・・なんてこった。うーん、結構長い間使ってたし寿命かなぁ。

・・・ってそんなことはどうでもいいんですよ。
10/12の日記で触れたクズ男シリーズの最終巻読んだんですけど・・・
なんですかこの展開は。

なんてーか、漫画読んで久々に動揺したね。
ここ二、三年読んだ漫画のうちで一番衝撃的なラストだった。月下のラストよりある意味ショックでしたよ私は。

(以下壮大なネタばれにつき反転)
***************************************

いやぁ、まさか主人公が死ぬとは。
「僕は君の永遠になる」というタイトルから「あれ・・・?これって誰か死ぬ?」とかは思ってたんですが、まさかタカシが死ぬとは思いませんでした。
4巻の出だしから語りがカズ兄ちゃんになってて、それがずっと続いてたから「?」とは思ってたんですがまさかこんなオチとは・・・。ショックだ・・・。

タカシのエンディングなんて思わず『失楽園』かよ!?とか突っ込んでしまうような感じでしたけど、それにしても悲しすぎる結末。
今まであんまり好きじゃなかったタカシのステディ・雅弘君がさすがに可哀想でした。

つかさ、雅弘で思い出したけど、タカシの死より何より私がショックだったのはカズ兄ちゃんがいつの間にかホモキャラになってたことですね。
久々になつかしキャラのアキト君が出てきたと思ったら気付けば兄ちゃんとデキて・・・えええええ!?
そしてタカシの遺影の前でアレなことをする兄ちゃんと雅弘に私はびっくりとかそんな次元吹き飛びましたよ。
「青天の霹靂」はこっちだよ!とか思わず突っ込みいれかけましたよホント。
ええと、私はこういう結末を望んではいなかったはずなのですが・・・(笑)
個人的にカズ兄ちゃんにはヘテロであってほしかった。いや、なんとなく。
BL嫌いではないんですけどもっとこう・・・ねぇ!!?

あ、でもアレですね。よくよく考えてみるとアキト君は奥さんとかしずるちゃんとかと一緒のオドオド系でまさに兄ちゃん好みですよね。
その辺はさすがに押さえていたのかー・・・と妙な細かいところに感心したりして。いやいやそんなことはどうでもいいんですよええ。
まぁ、でもカズ兄ちゃんが身の回りのものほとんどを失って、それでもタカシの遺したあらゆるものから逃れられない・・・っていうラストはなんだかんだでよくまとまっているなぁと思いました。
バカ話では終わらない深さがありましたね。

ああ、あと作者の人があとがきで書いてたけど、しずさんの過去とかはちょっと気になるなぁ。
しずさん好きだったのに・・・しずさんも死ぬとかそんなエンディングはちょっと悲しかった。
そのほか、奥さんだったエリ子さんの話がもっと見たかったかな。1巻のあれきりかよ!
その辺カズ兄ちゃんの心情もいまいちわからないし、もうちょっと細かく描いてほしかったかな・・・ってどんだけ注文してるんだろう私(笑)
まぁそれぐらい気になる漫画だったということで。番外編とか描いてほしいなぁ。

いやー、ホントこんなに衝撃を受けた漫画は久々だった。
つーか1〜3巻と最終巻のテンションが違いすぎですよ。3巻まであんなにバカだったのに・・・
この人単独の単行本て他に出てないんですかね?情報がなさすぎる・・・。

2007/11/06(火) ニ・ニ・ニーチェかサルトルか
うっかり『世界樹の迷宮』にはまってしまいました…私はバカです……。
http://sekaiju.atlus.co.jp/

いやー、ニコ動で小学生の時はまりまくっていたファミコンゲーム『ナイトガンダム物語』の動画を見てしまい、どうにもこうにもRPGモノがやりたくなり…気付けば……ゲットしてました…。
ああああ、ヒロムさんは今月までに読まなきゃいけない本が5冊はあるというのに…何をやってるんでしょうか…。

ちなみに今読まなきゃならない本はドイツ表現主義に関してのモノなんですが…。
表現主義、暗いよ。助けてママン。
何が悲しくてムンクやらニーチェやらを熱く語った論説なぞを読まなきゃならんのでしょうか。コレに加えてオットー・ディクスとか出て来た日には私もう夜も寝られませんよ。

◆オットー・ディクスとは◆
二十世紀ドイツを代表する有名な画家の一人。メチャクチャ暗い絵を描く。これを見た後ならクレーやゴッホの絵を見ても和めるんじゃないかと思うほど暗い。
一番有名なのは第一次世界大戦を描いた戦争画。なんというか「視覚の暴力」の名に相応しい。
絵を見たい方はこちら(byグーグルドイツ)↓
※あり得ない程暗い絵&たまにちょいグロなので任意でご覧下さい。
ttp://images.google.com/images?q=otto+dix&ndsp=20&svnum=10&um=1&hl=de&lr=&start=0&sa=N

ディクスを語った後でなんですが…
今日はゼロワン先生の誕生日ですね!でも画像はまどかニィやん。
ニィやんこうして見るとカッコイイキャラだったんだね。

それにしても、今日のタイトルの元ネタが分かる人はどれくらいいるんだろうか…というか私の世代のネタでもないですけどね…!!
ギョエテとシルレル…なんていうか昭和を飛び越えて明治の香りがします(笑)
ドイツ語のカタカナ表記はいつもなにか間違ってて素敵ですね。
コレを聞きながら『火垂るの墓』を見ると良いと思います。↓
http://www.youtube.com/watch?v=Z23yXyjGQRQ

2007/11/02(金) 蟻地獄の中で砂を掻きつつ
修論テーマで担当教官と熱論を交わしてみたり、かつての母校の学祭行ってみたり、なんとなく安部公房読んで衝撃を受けてみたりとさりげなくリア充(笑)してるヒロムです、こんばんは。
ていうかリアル生活が忙しくてサイト更新する気力が…す、すみません…!!

大学祭は楽しかったですよ。
在校生の時ですら行ったこと一度しかなかった学祭ですが、なんだかんだで楽しかったです。
いやー、一番面白かったのはお化け屋敷とかどんだけだよ、って話ですけど、お化け屋敷面白かった。
ヒロムさんはあんまり怖いのが好きでないので普段遊園地に行っても(いや殆ど行くこともないですけど)そういう類のものは入らないんですが、学祭とかそういうちょっとした、驚かす仕掛けのものって面白いですねぇ。
勉強になりました。ま、ちょっとはしゃぎすぎでしたかね?はは。

そういや恐怖といえば、読んだんですよ、安部公房の『砂の女』を。
これはそこはかとない恐怖がありましたね。『世にも奇妙な物語』かなんかでドラマ化されてそうな…てか実際映画化もされているようですね。
映画の方も冒頭部をちらっと見たのですが、岸田今日子さんがなんとも「砂の女」に相応しい。
いやー、すごい女優さんだ…。「ムーミンの声の人?」とか言ってる場合じゃなかった。
話の内容に関してはぐぐっていただけると分かるのですが、これは読めば読むほど深い話ですねぇ。
人生なんてムダの積み重ね、それこそ蟻地獄の中でひたすら続ける砂掘りなのかもしれません。

この本はかつての共産圏、旧ソ連辺りで沢山翻訳されたそうですが、それも頷けますね。
作者がこの話の中で「労働は意味の無いところにこそ、意味がある」みたいなことを語るのですが、人間なんて所詮傍目からみれば狭い世界でこせこせと意味のないことに従事する小さな存在なのかもしれません。

…ウムゥ、今日は結構まともなこと書いてますね。
いや、それにしても安部公房の小説がこんなに面白いとは思いませんでした。
普段小説というモノをさっぱり読まないヒロムさんですら感動したので、未読の方は是非読まれるとよいかと思われます。さすがノーベル賞候補と言われただけある作品でございました。
てか大江とかよりよっぽど面白…ゲフンゲフン。
大江さんの文章は「試験問題として出る」というイメージしかない…


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