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2011/04/21(木)
新商品・サービス合同プレス発表会参加
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21日福井商工会議所で、表題の催しがありました。 NSKもキャディバッグ刺繍で参加させていただきました。
マスコミ向けにPRする趣旨でしたが、一人でも多くの人にキャディバッグに刺繍できるサービスを知っていただきたいと思い、参加に至りました。
刺繍がどうやって出来上がるのかすら知らない方に、市販されているキャディバッグ製品に直接ネームやロゴを刺繍出来ますよ、を伝えなければいけません。 何が大変で難しい技術なのかを周知していただく。
NSKの奥村もがんばっております!
なんじゃこのキャディバッグは!! ですよね。連夜遅くまでかかって仕上げました。 既製品をここまでいじる刺繍屋は他にいません。究極です。
炎の侍CB(キャディバッグ)とでも名づけながら刺繍していました。ベースはMizunoです。刺繍は一切入っていなかったので、Mizinoのロゴ以外は全てオリジナルです。
お陰さまで大変目立ちました。 発表会では特に難しい説明も要らないし、見ていただければ分かる!そう思いながら、今持てるデザイン力と刺繍技術を集約させました。 ごちゃごちゃ分かりにくい説明をするよりも、大変な事とリスクを言葉で説明して、後はこのキャディバッグがすべて語ってくれるはず。刺繍が、糸が、何かを伝えてくれる。 そう信じてキャディバッグを仕上げる事だけに没頭しました。
当日は13社発表があって、皆さん二人から三人で来てたのに、内だけ1人。 皆さんプロジェクターを使用して説明していたのに、内だけキャディバッグ1本持って説明。
凄いプレッシャーと、物凄い緊張で、心臓バクバク状態でした。 人前でプレゼンする機会が無く、(当たり前ですね、刺繍職人ですから)うまく説明出来る訳がありません。
あれよあれよと順番が来てしまい、本当に発表は止めようかと思いましたが流れるままに始まってしまいました。 心臓バクバク状態なのと、プロジェクターの説明が無いので急に会場が明るくなったのと(自分の顔が丸分かり)、始まった瞬間フラッシュがパチパチとで、スーパーテンパリ状態でした(笑)
前が見えない、何をしゃべっているのか分からない、キャディバッグの周りをぐるぐる回りながら説明しながら、かんぺも用意しましたが、カンペの文字すら理解できずに読めない状態。持ち時間5分でしたが、1分少々で説明を止めてしまいました。
皆さん「ご清聴ありがとうございました」でくくるのですが、私は申し訳なさそうにそそくさと席に戻りました。 挨拶もろくに出来ない非常識人間に認定されたと思います。
大勢の前で何かをしゃべるのは本当に辛い事です。(私は) 40歳にもなって何を情けない事を言っているのか… 苦手とかそういうレベルではありません。 場馴れや回数をこなしてなんぼとかではありません。 辛かった〜
けど、発表会が終わって個別説明の場では、しっかり刺繍の良さを伝えられたのでホッとしています。
終わってみれば凄く充実した時間を過ごせて楽しかったです。
男は黙って背中で語れ。 が、私には合っているのと思うのですが、違いますか?Wさん
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