我が家の日常?!
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2004/10/23(土) 地震
夕方6時ちょっと前、大きな揺れに襲われた。
まるでコンニャクの上に家がたってるような、お家の形の船に乗ってるようなそんな感じだった。
実はその時、アヤは家出真っ最中で、実家にいた。
ケンカしてアヤは玄関付近で泣いていたんだけど、涙拭いてこっちにおいでと言ってるのに、5時半頃玄関のカギの音。そしてドアを音が聞こえた。即効で連れ戻しに行こうかとも思ったけど、そのまま連れ戻しても本人は気持ちも納得しないだろうし、行き先はわかっていたので、そのまま行かせた。
10分くらいして、実家に電話して「アヤが家出したので、そろそろそっちに着くから」なんて電話してたらアヤが実家に到着。
寒い中歩いてきたので、体温まったら母が送ってきてくれる事にして電話を切った。
それから、帰って来たアヤにどういう接し方しようかと考えて落ち着かないし、そろそろ戻ってくるかなって玄関近くの洗面所で外から取り込んでかけたままの洗濯物をハンガーからはずしながら待っていた時に揺れた。
タカも私の近くをウロチョロしてたので、そのまま抱きかかえるようにしゃがみこんで揺れに耐えた。
タカに「大丈夫だよ。大丈夫だよ。」何度もささやきながら、時折2階のワンコにも聞こえるように「大丈夫だからね〜〜」って。
その揺れの中、電気が点滅して消えた。
長い揺れだった。長い揺れがおさまって、まずタカをトイレに連れて行き、ここでジッしててと言い聞かせて水の確認。
まだ水は出た。いつ断水になるかわからないので、まず水の確保とペットボトル2本分の水を確保してトイレに持ちこんだ。
その頃2度目の揺れが来て、泣きそうなタカをしっかり抱きしめていた。その揺れが収まるといつ、次の揺れがくるかわからないので速攻で2階のワンコを確認しに行った。揺れの時も、その後も騒いでる様子もなく2階はとても静かだった。とても不安だった・・・その静けさが・・・
階段をあがった所にいるシェルをまず探した。呼んでもこない。くまなく探したがいない。ギョッとして階段を降りていくと、U字型の階段の中間部にいた。シェルを2階に連れていき、他のワンコの所在を確認。
ゲート付近にジャービーとサラ。
他の子は呼んでも来ない。返事もしてくれない。
動く気配すら感じられない。
ジャービーは窓近くの今でも置きっぱなしの冷風機のそばにいた。シッポを振ってくれた。
メイはカビゴンのベット脇のPCラックの下にいた。
その時にどこからともなくエリーが私の元に走り寄ってきてくれた。
パールはPC近くの壁際。マリリンはPCデスクの下。
所在は確認できたけど、暗過ぎてケガの確認までは出来なかった。
でも、みんな歩いてくれるのまでは確認できた。
体を触っても濡れた感じもなく大きな出血はないのだろうくらいの判断しか出来なかった。
PC近くに停電に備えて常備していたキャンドルも持って、途中シェルをケージに入れて1階に連れて降りた。
階段から落ちているのでケガの確認をしなくてはと思った。
そしたら仕事に出ていたカビゴンが対策本部に行く前に家に戻ってくれて様子を確認していった。
アヤが実家にいる事を話して様子も見てきてもらう事に。
ひょっとして家に向かう最中だったかも知れないから、車にも気を配ってと・・・
揺れの合間に水もストック出来る限り・・・、キャンドルの予備も・・・などと忙しく動きまわりつつ、実家の状況のわからない不安にじれていた。
7時過ぎた頃にカビゴンの父も様子を見に来てくれたので、アヤが実家にいる事を話して、様子も確認してもらえるように頼んだ。
人に頼むばかりで自分で動けないもどかしさを感じながら・・・
タカがいるので、家に残していくわけにもいかないし、外で何が起こるかわからないので、連れて出るのも怖いし・・・
あぁ、なんで家を出る時に連れ戻さなかったんだろうと後悔しながら・・・
大きな揺れも何回かで収まったようで、小さな揺れだけになった頃、実家の母がアヤを連れて来てくれた。
外に出たがって仕方ないから、自分の家で落ちつくならって連れてきたよって。
あれこれ着こまされて、帽子かぶせられて・・・モコモコ状態で防備されてきたよ。
何が入っているのかリュック背負って、チワワのミュウも連れていた。
母も一人暮しで心配なので「家に一緒にいよう」って言ったけど、実家も倒壊等はなさそうだし、落ちつくから戻ると言う。
でも、アヤの重装備やリュックまで背負ってるあたりの準備の良さで母一人でも安心って少し思えたので、帰る母を見送った。
子供たちはいざって時にそのまま外に出られるように服着こんだまま寝かせた。
クツも昨日買えなかったアヤのクツとついでにタカのクツも買ったばかりのがあったし、私もまだ降ろしてないクツがあったので、まとめて袋に入れて枕元に・・・
子供たちを寝かせて、キャンドルもたくさんキープして・・・長い不安の夜が始まった。


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