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2005/07/25(月)
螺旋階段 by家具屋姫
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宿は街道と川に挟まれ…川沿いが客室。１階は３部屋。２階は２部屋。
１階の真上にあるのですが、中央は今で言うバルコニー…夕涼み台になっていて、客室は左右に離れて２部屋。
街道側から宿に足を踏み込めば、暗い大きな土間の闇の向こうに中庭の明かりが…
土間から上がって、廊下をつき当たり、ふすまを開けると、３部屋の仕切りのふすまを開けた大広間。その広間の向こうには川の流れが轟々!!
（追体験したい方は、クーラーを強風でつけっ放してみてください…）
廊下は、あまり手入れの行き届いているとはいえない、低木の茂みに埋め尽くされた小さな中庭を取り巻くように作られ、大広間に面したところが、広めの板の間、懐かしいツルツルに人肌になじんだ古い木の板の間。
昔は、この板の間と大広間を仕切るふすまもはずして、大宴会もしばしば あったとか。
この板の間のすみ、陽の当たらない暗の中に、小さな螺旋階段が!!
木造の螺旋階段…狭い空間に 急な梯子階段が定番なのに…おしゃれ。
写真、見てください!! 階段も壁もくるりときれいな円を描いています。
２階部分には、真鍮の手すりまで取り付けてあります。
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