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2005/08/01(月)
うそつき
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私は嘘をつきました。夢を諦めきれないくせに、”諦めないと”って書いた。嘘つきだ。そんなことできもしないくせに…。
お金を貰っていて働いてるのに、夢のために時間を割いて、情緒不安定になって、寝不足で満足に働けなくて…凄く失礼だなと思った。
漫画の方でも、たくさんの人に心配かけて、励ましてもらって、人様にお世話になっておきながら、全然これといって進行していない。これも失礼だ。
夢を諦めれば、家族も満足。仕事だけに集中できて会社のためにもなるし、もう…人にそんなに心配もかけさせずにすむ。全てが良い方向にいくというのに…私は諦めることができない。夢の諦め方を…知らない。
過去に一度、本気で絵を描くこと…漫画を描くことを諦めかけた時があった。「もう…やめた」と言っていた。でも、毎日落ちつかなくて…もやもやして…そこで、ある歌に出逢った。サーフィスの『なにしてんの』という曲。 歌詞は、著作権とかの関係で載せませんが(今まで他の面で侵害しまくってるくせに…)その歌は、ちょうど自分の気持ちや置かれた立場とリンクして、物凄い共感と元気をくれて、自分の本当は諦めきれない気持ちというのを気づかせてくれた曲なのです。
それを一度体験しているので”夢を諦めなくてはいけないと思った”と書き込んだ時も、無理だろうなとは感じていた。というか無理だと確信しつつ、そう書いていた。夢を諦める方法をどうしたら探せるのだろうと思った。
会社は定時で終わったので、ベイシティに寄ってフラフラしてた。本屋に寄ったら、私はこんなことしてる場合じゃない!帰って漫画を描かなくちゃ!と焦った。ディズニーの絵を描いてる作家さんとラッセンの絵を見て、もっと絵が上手くなりたい。何かを極めたい気持ちになった。画家さんの絵って本当に何か与えられてる気持ちになります。
やっぱり一番身近な同期がいなくなるということと、自分の机がなかったことで情緒不安定になってた部分があったなぁ。前に使っていた所は後輩が座ってるのさ。で、先週まで仮の所で転々としていたのさ。 今日、その子が捨てていった靴とか片付けてたら心の整理が少しついた。 最近になって思わぬ仕事に移行したという環境の変化にもキてたけど、今まで仮の机で肩身が狭かった。ようやっと自分の新しい席を貰ってホっとした。 もう自分自身、何のせいで不安になってるかさえわからなくなってた。
本当は、もう一つ自分に嘘をついている事があります。それは誰にも言ってないし、手がかりは日記には残してません。もうそろそろ自分に正直になろうかなと思ったり…でも、そのために背負う物の恐ろしさゆえにそれができずにいます。
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