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2011/06/20(月)
更新が止まっていた理由
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今年に入ってから初の更新ですみません。 半年ばかり放置していた理由がありまして、3年前から姑の介護生活が始まり、去年あたりから今年の春まで介護疲れのピークに心身共にきていていました。
全般的にボーっとしてずぼらな性質の私ですが音楽をやっているせいか、普通の人より耳が敏感らしく、姑のちょっとした物音で何かあるのではと思い、姑の一挙手一投足に振り回され、睡眠がまとめて取れない、下の世話の臭い、隣近所の人たちへの迷惑、などが1年以上続き、自分の知らないうちに心が蝕まれていました。 ピアノを教えていたり、仕事をしている時はいいのですが、ちょっと時間が出来ると何でもないのに涙が出たり、全ての物事に対して根気がなくなったりして更新が止まっていたわけです。
こんな時は周りから「頑張れ」と言われると逆に無気力になりました。 周りが笑っている場面なのに、自分だけが笑えませんでした。 上瞼がピクピクなる時は、自分の心が凍っている時でした。 爆発したい感情をこらえている時は、耳がキーンとなりました。 外に出るようにも周囲から言われましたが、こんな時の外出は何でもない時に比べて数倍のエネルギーがいる事も体験しました。 自分がどんどんダメ人間になっていくような気がして、負の底なし沼に、はまっていくようでした。 冬になると、風邪の季節ですが免疫力が低下しているせいか、すぐ風邪をひき、それが発端となって風邪は治ったもののストレスから空咳が1カ月以上止まらず、呼吸が深く出来ず苦しい思いをしました。 病院に行ってもどこも悪くないと言われ、ぐったりとしながら帰って来た事もしばしばありました。
そんな時でも、ピアノ(音楽)は私を支えてくれ、時には励まし、奮い立たせ、裏切らないという事もわかりました。 精神安定剤などの薬に頼らないで、自分の持つ力で立ち直らせたいと、もがいていた時にハーブやアロマに出会いセルフコントロールが出来るようになりました。
今は少し、ましになったのは、主人が家事を手伝ってくれたり、周りが、外に出る誘いを何度も声かけしてくれたおかげだと思ってます。 転んでもタダでは起きない精神で、これらの経験を踏まえて演奏活動していきますので、宜しくお願いします。
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