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2004/04/01(木)
SEED13
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SEEDのDVDL最終巻を借りて見ました!!そしてこの興奮を語りたい!!(ネタばれ注意)
<本編> ムウーーーーーーーーーーーー! ナタルーーーーーーーーーーー! フレイーーーーーーーーーーー! &アズラエルーーーーーーーーー!
知ってたけど色々な人が死にました。普通に泣けた。特にフレイ。「本当の私の想いがあなたを守るわ。」あああああ!最初嫌いだったけど後半は好きでした。どこまでも「人間」らしくて。 最後までキラと分かり合えなかったのが悲しすぎる。キラにはあの言葉は届いてませんからね・・・・ アズラエルも好きでした。彼も「人間」らしい。勝つためには何をしてもいい、それが戦争。誰だって勝つために戦う。彼の言っていることはいつも正しくて胸が痛かったです。 非人間的なことをすれば世界から糾弾される。でもそれが「戦争」でしょ?非人間的な行為=戦争。それを咎めるのなら戦争なんてしなければいい。 けれどそこは誰も咎めない。可笑しいですよね?
ムウとかナタルは小説の方が心情が書かれていて(当たり前)感動してボロボロ泣いた。死ぬ瞬間のムウとか。ムウーーーーー!
キラとアスランについては何も言えません。「生きるほうが戦いだ。」もうこの言葉ですね。これから大変だけど辛くても生きていってほしいです。 まあ、最後アスカガ風味で・・・ 仕方がないけど。
<OVA> 見て感じたことをSSにしてみました。(一部捏造) アスキラ風味。
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*流れ星*
食事が終わるとキラがいないことを気づいた。 多分いつもの場所だろう。 そう確信してアスランは足をそちらに向けた。見上げる空はいくつもの流れ星。それが何か知っているから強制的に視線を外す。
木の向こう。そこに彼がいた。 砂浜に立ち、海を空を眺めている。流れ落ちる星々を。
静かにアスランはキラの横に立つ。こういうときは何も言わないのがいいことを知っている。 星が一つ流れた。
「・・・不思議だよね。何で僕は生きてるんだろう。・・・生きてるから?」
彼の心は今もあの戦争にいる。傷ついて泣いて。沢山人を殺して。それでも求める世界があるから戦って。 けれどそれは俺も同じ。 俺は死を覚悟した。父の、そして今まで殺してきたことへの償いかこの命でこの悲しみの戦いが終わるなら。自爆してでもジェネシスを止めようと思った。 けれど俺はここにいる。地球の上に立って。生きて。 ーー生きるほうが戦いだ! カガリの言葉が蘇る。
「・・・みんな同じだ。俺もだよ。でも、それが俺たちの償いなのかもしれない。終わらせない、終わらちゃならないから世界は。」
戦争終結の協定は進んでいる。けれど根本的なことは変わっていない。人々の心のなかには未だ悲しみと憎しみが残っている。それがなくなることはないだろう。 愛するものを殺され憎む。憎しみの連鎖は終わらない。 だけど・・・
未来がある 終わらない未来が それが生き残った人の苦しみだとしても
「キラ。」
だから行こう 俺たちの未来に
呼んでもキラは動かなかった。だからそっと近づき肩に手を置く。進むことを促す。 動き出すキラの足。それを見て微笑む。
見上げる空には流れ落ちる星々。それは戦争で破壊された兵器、人間の残骸。 その美しすぎる光景を目に焼き付けて。
進む。 未来に・・・・
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ふう。自己満足作品。初SEEDです。好き。もう大好き★ アスランとキラが地球に住んでて(多分)カガリとラクスは遊びにきてるのか共に住んでるのか。束の間の休息みたいで良かった。 あとイザークが評議会議員となってからが凄い気になる。彼も「戦争」を知ってるから平和にむけて頑張ってくれるでしょう。イザーク好き!皆大好き★
ガンダムはファーストから好きでWではまり。Wはまだ小学生の頃だったから「戦争」について考えたことはなかったけど、この年になってガンダムを見て「戦争」について考えさせられる。多分SEEDでも小学生とかはそこまで考えず「わ〜、凄い!」と見てるだけだろうけどそれでいいと思う。 いつか大人になってまた改めて見て、新しいのを見て、それで何かを感じられたらそれでいい。
「敵とは何か」「戦争に明確なルールはない」「どこで終わらせる?全てを滅ぼしてか?」
色々な胸を締め付ける言葉が沢山あった作品でした。この作品に出会えたことを感謝。
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