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2004/09/28(火)
郵貯よ、お前もか
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歴史的な超低金利が続いていて、はたして銀行預金をしていても 利子をもらっているのか、手数料を引かれているのか分からない昨今ですね。
その中で、郵貯の裏技1000円単位の預け入れの極意を学んで、そこに貯金していました。 誰かがそれを発見したんですよね、頭いいですよね。 それに気づいた郵政省が、新規預け入れからはこの裏技を使えないようにしていました。
私は以前からこの方法を使っていて、昔預け入れたものについてはこの金利が適用されていました。
が、ついに利子の計算方法をも変えられることになりました。 つまり、新規であろうが、以前貯金したものだろうが、全部、利子の計算方法を変えてしまうということです。
その記事が次のものです。
「日本郵政公社は27日、郵便貯金の利子の端数計算方法を変更し、05年4月から民間金融機関と同様に1円未満の利子をすべて切り捨てると発表した。1カ月定期貯金を中心に、預入金額を小口化して高利を得る“裏技”が広がっているため、これを封じる狙い。 現在の郵貯は利子が1円以上だと1円未満の端数を切り捨てるが、1銭以上1円未満なら1円に切り上げて計算している。このため、例えば10万円を1000円ずつ100口に分けて1カ月定期(年利0.02%)にして毎月預け替えると、利子は計1200円になる。年利1.2%に相当し、本来の利率の60倍にあたる。この方法が過去に雑誌などで紹介されたことから利用が広がっていた。 99年に郵便局窓口で定期貯金を小口化した貯金の受け入れが中止され、今年1月にはATM(現金自動受払機)での1カ月定期受け入れが中止されたが、過去の預け入れについては今も自動継続が可能。郵政公社によると、1カ月定期の残高は約7兆4000億円(4月末現在)で半分以上が1口1000円とみられ、この“裏技”による利子は年400億円を超えるとみられる。」
毎日新聞の記事から引用しました。
まあ、郵政の気持ちは分かるけど、 途中でルールを変えるのはやはり反則であると思います。 私たちは貯金をするときに、分厚い約款をもらいますが、 それにお互いに同意して、契約を結んでいるはず。 なにかトラブルがあったときは国や企業はあの狂った量の 約款の記載を盾に、利用者や国民を圧迫してきますが、 都合が悪くなると、勝手にルールを変える、これは正しいのか?
でも、私は郵貯民営化は反対っす。 理由は話せば長くなるけど、政府のしていることを 手放しで賛成する国民が増えるのは危険であり、国が悪い方向に動く前兆だと、信じています。
次は、株か?やっぱり・・・。
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