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2004/12/10(金)
血液製剤
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厚生労働省は平成6年以前に血液製剤「フィブリノーゲン」(止血製剤)を使用した全医療機関名を公表しました。
血液製剤(輸血も含まれます)は非常に有用な薬剤ですが、ウィルス混入の危険性がつきまといます。 ですから今回の処置は一見適正なことのように見えますが、他の製剤についても完璧を期していただきたいと思います。
血液製剤によるウィルス感染の認識はそう古いものではありません。現時点でも人体に害を及ぼすすべてのウィルスが解明されているわけではありません。 検査方法すら確定していないものも沢山あるのです。
現時点ではあまり過敏になりすぎるのもどうかとは思いますが、少なくともA,BとC型肝炎やエイズウィルスなどは検査できますから心配な方はお受けになられたらと思います。 検査は基本的に自費ですが、B型とC型肝炎の検査は(吹田市では)市民検診時に希望されれば無料で受けられます。
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