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2007/03/16(金)
色模様
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普段なにげなく使っている言葉の中に古代よりのメッセージがこめられているのに気づきます。言葉は確かに文化です。
陰陽五行説という考え方があります。これは簡単にいいますと<陰・陽>の二つと<木・火・土・金・水>の五つの要素の組み合わせで世界を理解しようという考え方です。 たとえば季節をそれぞれ青・赤・白・黒としています。(土用に黄色が入ります)
青春 朱夏(ちなみに<しゅか>を漢字変換してもこの字は出てきませんでした。Alas!) 白秋(有名な詩人の名前ですね) 玄冬(これも変換されません・・・) 同じように方角も色分けしています。東青・南赤・西白・北黒というわけです。ここから次の言葉が生まれました。 蒼竜 東方をつかさどる神、竜神。 朱雀 南をつかさどる神、朱鳥。 白虎 西方をつかさどる神、白い虎神。 玄武 北方をつかさどる神、亀に蛇が巻きついた形の動物 (右の写真です)
これってどこかで目にされてますよね。はい、はいこれらは四神獣と呼ばれていてキトラ古墳の壁画に描かれております。
今日は久しぶりにお堅い話でした。
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