|
2005/04/11(月)
歴史はこうして改ざんされる
|
|
|
きょうのNHKのニュースを見て驚いた。海上保安庁の新鋭船を紹介するニュースだったが、いわゆる「不審船」対策の船だという。 そこで、2001年の「不審船」事件で銃撃戦の末撃沈した場所がなんと熊本県沖だと言っていた。事実は次のとおりだ。
「2001年の暮れに海上保安庁が領海外で不審船にたいし威嚇射撃を行い(威嚇射撃とはいえ不審船の船体に命中している)、さらに中国の排他的経済水域で銃撃戦となり、撃沈させた。」これが当時の報道から得た事件の内容だ。
ところがいつの間にか、撃沈の場所が、奄美大島沖となった。そしてついに熊本沖となった。歴史はこうして改ざんされるのか。
2001年暮れといえば、まだそんなに昔のことではない。わずか3年と3ヶ月ちょっと前のことだ。だから、60年以上前のことは歴史の改ざんのし放題ということのようだ。だが、日本政府は歴史改ざんのつけが大きい事に、やがて気がつくことになるだろう。アジアの反日感情に日本は包囲され、アジアで孤立することになるだろう。
|
|
|