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2005/09/11(日)
自民勝利は民営化と戦争の道
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今日は、夜になってから突然の大雨だ。衆議院選挙では残念ながら小泉自民党が、ほぼ圧勝のようだ。
「構造改革」を叫び、民営化と戦争の道を突進してきた。いままで政権与党は小泉政権よりも前にも、たびたび様々な「改革」をスローガンに政治を行なってきた。 だが、「改革」のたびに生活が苦しくなった。「改革」の中身も知らされずに多くの有権者は、いつまでだまされ続ければ気がつくのだろう。
いままでとは質的に大きく変わる、今度は郵政民営化のみならず、憲法改悪にまで突き進むだろう。国家に命を差し出せ、「敵」を多く殺して手柄を立てろということになるだろう。 そのために、教育に手をつけて教育基本法の改悪、そして「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書の採択等戦争のできる人間を作ることに踏み出した。
小泉首相は、官から民へと言いながら「刺客」として送り込まれた候補者の多くは官僚ではないか。自民党の議員の構成員は官僚上がりか、2世、3世の世襲議員ではないか。彼らは汗水流して現場労働者として働いたことがあるのか。
小泉首相が民というときの民とは民衆の民ではない。その民とは資本家のことである。したがって資本家が利潤追求のために動く資本の論理を公共部門に持ち込むものだ。 福祉や年金、健康保険などいわば社会主義的理念にのっとったものがつぶされていくということだ。
日本で暮らす多くの人々は労働者であり労働力を資本家に売ることによってしか生きていけない。 労働者の生活はより圧迫され生きにくい世の中になるだろう。そんな世の中を認めることはできない。世の中を変えよう、労働者が主人公になる世の中に…。
Power to the people.
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