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2005/09/14(水)
ハリケーンによる被害は天災ではなく人災だ
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アメリカのルイジアナ州のハリケーンによる被害は天災ではなく人災だ。ブッシュ政権の「テロ対策」により災害救援体制が再編され、災害対策は弱体化した。被害者は貧困層が圧倒的だった。いまなお、人種差別のある中で黒人の被害者が多かった。
米軍によるイラク侵略戦争には戦費を費やし、堤防に対しては金を惜しんで被害を大きくした。 イラク戦争による被害者がアメリカにもいたのだ。アフリカから奴隷として連れ去られてきた黒人奴隷の子孫の彼らだ。アメリカの貧しさを垣間見た人災だった。こうした矛盾を解消するにはどうしたらよいのか、戦争をやらずには生きていけない資本主義に終止符をうつことが必要だ。
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