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2004/10/15(金)
報道が統制されているのだろうか
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最近ニュース報道を見ていても、一般の事件報道に非常に時間を割いていて、今の社会がどうなっているかわかるような報道がなくなってきたように思える。多分報道が統制されているのだろう。
たまに衛星放送を見るとそこそこ世界の動きが見える。日本の巨大メディアは政府の広報機関と化しているのだろうか。
とくにNHKがこの広報機関としての性質が強いようだ。NHKはかつて戦争中、大本営発表を行い戦争に協力しうその報道を行った。いわゆる政府のプロパガンダを垂れ流した。そして、「戦後」なんの反省もなく今日にいたっている。
NHKは昨年3月参議院総務委員会で「NHKは最も世界で公平で偏らない放送をしているつもりでおりますし…」と言っていたがNHKのイラク報道は、米FOX−TVとよく似ていると言われている。CNNよりブッシュよりだと言われる。英BBCや独仏の公共放送のほうがフェアな報道だと言われる。 イラクに派兵されている自衛隊についてニュースを伝えるとき「イラクで人道復興支援をしている日本の自衛隊は…」という枕詞で表現する。
9月17日に施行された国民保護法で「日本有事」の際の指定公共機関に報道機関などが決まったが民放は「報道の自由制限される」と指定に反対したがNHKは「反対しない」と表明した。再び大本営発表をくりかえすのか。
近頃巨大メディアからイラク報道が薄くなったようだ。僕たち一般市民は、巨大メディアのフィルターを通してしかニュースに触れることができない(まあインターネットで多少は巨大メディア以外でのニュースに触れることもあるが…)。だんだんフィルターの目が詰まってきたのだろうか。
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