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2005/01/17(月)
阪神大震災から10年がたった
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阪神大震災から10年がたった。天災の被害というものは万人に平等に襲ってくるというわけではない。阪神大震災は、被害の模様が貧富の差を反映していた。
なぜなら、金のあるものは地盤のしっかりとした土地に堅牢な家を建てる。一方、貧困層は地盤の脆弱な土地に老朽化した家屋に住んでいる。さらに、インフラも金のある層の地域に厚く、貧困層の地域にはインフラも貧弱であるというこの差別社会のあり方を見事なまでに反映していた。
特に、神戸の長田地区にに被害が大きかった。そこに住む在日朝鮮人(韓国籍も含めて民族としての在日朝鮮人という表現をここではします)は被害が大きかったという。
こうした貧富の差をなくしていくことこそ、被害を最小限にすることができると僕は思った。
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