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2004/05/19(水)
「茶色の朝」という本を読みました
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「茶色の朝」という本を読みました。非常に短い文章の本だったので20分ほどで読んでしまいました。今のぼくたちに対する警告の書です。 その本のなかに、高橋哲哉さんのメッセージがあり、その一節を引用します。
…ファシズムや全体主義は、権力者が人びとを一方的に弾圧し、恐怖政治をしくことによって成立するだけではありません。とくに、いちおう「民主主義」を制度として前提する社会では、はるかに多くの場合、人びとがそうしたものの萌芽(ほうが)を見過ごしたり、それに気づいて不安や驚きを覚えながらも、さまざまな理由から、危険な動きをやり過ごしていくことによって成立するのです。…
著者はフランク・パブロフ出版社は大月書店。 おすすめします。
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